目の下の脂肪注入治療 – クマ治療

目の下の脂肪注入はヘコみタイプのクマに効果的

脂肪注入は、黒クマで目の下の脂肪の膨らみがなく、凹んでしまっている方向けの治療です

脂肪注入は、黒クマで目の下の脂肪の膨らみがなく、凹んでしまっている方向けの治療です。皮内、皮下に注入することで肌を持ち上げ改善していきます。当院では、ヒアルロン酸よりも持続性があることと、注入することによるアレルギーリスクを避けるために、ご自身の脂肪を注入することをおすすめしています。

【目次】 

治療の仕組み|目の下のクマ – 脂肪注入治療

目の下がくぼんでいる黒クマタイプの方に

目の下の眼窩脂肪の突出がないか軽度の場合、目の下全体がくぼんでしまうためにできる黒クマというものがあります。このタイプの黒クマを解消するには、くぼんでいる目の下に適度なふくらみを作ることが必要となるため、「脂肪注入」など、目の下のボリュームアップができる治療法が適しています。

脂肪注入-目の下のクマ治療

注入する脂肪について

当院では、注入する脂肪は目の下のたるみから採取した眼窩脂肪のみの使用が基本です。ただし、眼窩脂肪が足りない場合のみ、お腹や大腿などの脂肪を使用することもあります。採取した脂肪は、より生着率を高くするために遠心分離機にかけた生きた脂肪細胞や、さらに生着率を上げるためにピュアグラフト法という、より純度が高く濃縮された方法で脂肪を処理したものを注入していきます。修復できないほどの合併症を起こす治療は提供しませんので、最初から多めに注入して脂肪が残ってしまうような危険な治療は致しません。

注入する脂肪の処理方法-目の下のクマ治療

目の下はとても繊細な部位であり、目の下の脂肪注入はなるべく目立たない部位から脂肪を抽出する必要があります。注入時には、表情による変化にも合わせるよう、細かな部位までこだわっています。

Dr筒井の解説│CRFを採用しない訳

Dr筒井

除去した脂肪の処理法として、遠心分離を使用して不純物を除去するCRF(コンデンスリッチファット=濃縮脂肪細胞)があります。このCRFは作成に必要となる脂肪量が50ccと多く、採取する大腿や腹部などに負担をかけるにも関わらず、脂肪の生着率は70%から80~90%程度にアップするだけという点と、費用が高額であることから当院ではCRFは採用しておりません。

料金と施術詳細|目の下のクマ – 脂肪注入治療

料金220,000円(税込)
施術時間両目で約1時間
治療中の痛み治療の際の痛みを軽減させるため、必要に応じて麻酔を行います。塗布麻酔、局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔を用意しており、ご相談の上、どの麻酔法を行うかを決定しています
治療後痛み2~3日程度軽い痛みを伴う場合があります。場合により違和感が3~5日あります。1週間程度、脂肪採取部位に痛みが生じることがあります。当院が処方する痛み止めの薬をお飲みください
ダウンタイム・リスク2~3日程度、ごく軽度の腫れがあります。当院が処方する腫れ止めの薬をお飲みください。稀に内出血が出現しますが、1~2週間ほどで消失します。脂肪採取部位は1週間程内出血が出ることがあります
術後の通院ありません
※ご希望の場合は無料で診察いたします
化粧アイメイク含め翌日から可能
洗顔当日から可能
シャワー当日から可能
入浴翌日から可能(治療後1週間は短時間で済ませるようにお願いしています)

アフターケア保証について

注入した細胞の一部はすぐにアポトーシス(細胞死)を起こしますが、同時に移植される脂肪細胞の周囲に存在する幹細胞が、脂肪細胞に変化し除々に入れ替わっていきます。したがって、注入直後から3ヵ月かけて目の下の注入脂肪のボリュームは減少しますが、そこから1年かけて増加していきますので、最終的な手術結果が得られるのは1年後となります。

1年後に残っている脂肪の量を生着率といいますが、この手術の場合には平均6~7割が生着します。ボリュームがなくなった場合には追加することで改善が可能です。当院では、手術後1年半以内でしたら通常の半額でお受け頂くことができます。

施術の流れ|目の下のクマ – 脂肪注入治療

STEP1
カウンセリング
医師によるカウンセリングで、クマ・たるみの状態をチェックします。治療経験が豊富な医師が診察し、患者様に合った治療法をアドバイスいたします
STEP2
クレンジング
洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております
STEP3
治療の決定
ご相談の上、どのような治療を行なっていくかを決定していきます。 患者様の希望をよくうかがった上で、最適な治療法をご提案いたします
STEP4
麻酔
治療の際の痛みを軽減させるため、必要に応じて麻酔を行います。塗布麻酔、局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔を用意しており、ご相談の上、どの麻酔法を行うかを決定します
STEP5
治療
治療は当日、または後日に行います。日程もご希望により決定していきます
STEP6
鎮静
術後の炎症を抑え、腫れのリスクを軽減させるために冷却や外用剤の塗布を行います

よくあるご質問|目の下のクマ – 脂肪注入治療

  • 目の下の脂肪注入治療を行った際の脂肪の生着率はどのくらいですか?

    生着率は70%程度になりますが、人によって高い方もいらっしゃれば、最終的にかなり減少してしまうケースもございます。 そのため、90%以上が生着するように注入量を最初から多くするようなことはせず、脂肪の再注入の可能性についてもきちんと説明させていただいております。 ただし脂肪の再注入が必要になるほど減少してしまう場合は全体の2%程度で、100人に2人程度のリスクです。また再注入が必要な場合には、アフターケア保証により、通常よりも少ない費用で追加治療が可能となっています。


  • 脂肪注入とピュアグラフティングの違いは何ですか?

    脂肪吸引した脂肪をそのまま注入するのが、脂肪注入です。 ピュアグラフティングは、脂肪から水分などの不純物を取り除いたピュアな脂肪を注入します。 そのため、脂肪注入法に比べ生着率が高く、しこりになるリスクも低くなっております。


  • 目の下への脂肪注入はしこりにはなりませんか?

    しこりは脂肪注入量が多過ぎるときと、大きな脂肪壊死部分がある場合にのみ存在します。 目の下に脂肪注入をする際に、必ず多めに入れるという施術を行うクリニックもありますが、これは逆に脂肪生着率の低下を招いてしまい、その結果しこりを生じるリスクが大きいため、セオリークリニックでは行いません。


  • 脂肪が足りなくならないよう、初めに多めの脂肪注入はできますか?

    原則的に当院では行いません。 多めの脂肪注入を行った場合、一定の確率で多く残り過ぎてしまう、しこりが残るなどトラブルが起こりやすくなります。 脂肪が多く残り、しこりになってしまったときには、対処法がなく改善させることが大変難しいのです。 そのため最初から多めに注入して脂肪が残るような危険な治療はおすすめしません。 足りなければ不足分を追加することで改善できます。 当院では、減らすのではなく、足すことで改善し、「修復できないほどの合併症を起こす治療は提供しない」をポリシーとしていますのでご理解ください。


  • 目の下の脂肪注入治療は、治療後に凹凸が目立つようになると聞いたことがありますが、本当ですか?

    注入された脂肪は萎縮、拘縮し半年〜1年かけて柔らかく変化していきます。そのため一時的に凹凸が目立ったり、線状の変化などが生じることがありますが、拘縮が解除されることで改善する変化です。


  • 遠方なのですが良い方法はありますか?

    当院では目のクマ・たるみでお悩みの方専用の「オンラインカウンセリング」をご用意しております。スマホのカメラ機能を使ってお顔を拝見し、ある程度の治療のご提案をさせていただいています。
    オンラインカウンセリングページはこちら


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