目元(目の下のたるみ・クマ、まぶたのたるみ・くぼみ)丨美コラム
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目の下のクマ - その原因とケア方法について

更新:2019/04/8

ふと鏡を見た時に目のクマを見つけ、ショックをうけた経験はありませんか?
目の下にクマができると一気に老けた印象になり、不健康そうなイメージや、人相が悪い印象になったりと気持ちもネガティブになるものです。そのため目もとのクマは、女性だけでなく男性にとっても関心の高いテーマの一つでもあります。

今回は、目の下にクマができる原因とケア法、なかなか改善しない場合の解決策についてご紹介します。なぜクマができてしまうのか知りたい。という方や、なかなかクマが改善しなくて悩んでいる。という方は、参考にしてみてください。

目の下にクマができてしまう原因とは?

目の下にクマができてしまう原因はいくつかあります。
長引くクマや原因を回避してもなかなか取れないクマは、生活習慣や病気という可能性も考えられますが、一般的には加齢による目まわりの脂肪のたるみが大きく影響しています。

つまり、加齢や乾燥などが原因で、肌のハリを支える真皮層が痩せてしまったり、眼窩脂肪の突出によるふくらみが影になり、クマを作り出しています。まずはその原因を押さえておく必要があります。

クマには、「青クマ」「赤クマ」「茶クマ」「黒クマ」の4タイプがあり、それぞれ原因が異なります。まずは、この4つの色別に原因を確認していきましょう。

青クマができる原因

青クマは、血行不良により目の下が青っぽく見える状態のことを指します。
主な原因は、以下の4点が考えられます。

  • 睡眠不足
  • ・眼精疲労(疲れ目)
  • ・ストレス
  • ・冷え性による血行不良

長時間のパソコンやスマホで目を酷使したとき、寝不足、目の周りで血行不良が起こり、血液中の酸素濃度が低下し、血液の色が濃く暗い色となります。目の下の皮膚は非常に薄いため、毛細血管が皮膚を通して見えたときに、青いクマとして表れます。

赤クマができる原因

赤クマは目の下が赤くなり、その周りが腫れているように見える状態のことを指します。
主な原因は、以下の2点が考えられます。

  • 眼窩脂肪の突出により、眼輪筋が圧迫されして赤く透けて見えること
  • 血行不良によりうっ血して、静脈と動脈が赤く見えること

長色味は異なるものの、赤クマも青クマと同様に血流不足や寝不足、冷えや眼精疲労が原因となって発生するものとされています。

茶クマができる原因

茶クマは、目の下が薄茶色にくすんでしまっている状態のことを指します。
主な原因は色素沈着です。
色素沈着が起こる原因には以下の4点が考えられます。

  • ・目のまわりをこする摩擦が刺激になり、炎症を起こしている
  • ・紫外線のダメージに代謝が追いつかず、そのままくすみとなる
  • ・角質層のキメが荒れており、古い角質がはがれずに上手くターンオーバーできないことで肌のがくすむ
  • ・メイクを落とす時に刺激を与えてしまう

黒クマができる原因

黒クマは、目の下に影ができてしまい、黒く見えてしまう状態のことを指します。主な原因は、以下の2点が考えられます。

  • 目のまわりのハリや弾力が落ち、目元にたるみや膨らみができること
  • ・化粧品に含まれる油分が皮膚の細胞に絡みつき、皮膚が下がってくること

加齢により、目のまわりの筋肉や靭帯が衰え眼球を支えきれなくなり、眼球は下に落ちてきてしまいます。
これにより、下まぶたの脂肪が押し出されて目の下が膨らみ、影が黒く映ってしまい黒クマが発生してしまいます。

また、アイケアのしすぎは目のまわりに過剰な刺激を与えてしまい、くすみや皮膚のたるみを引き起こしてしまいます。
良かれと思ってやっていることが、結果的に黒クマを引き起こしている場合もあるため、過度なケアにならないよう、気をつけましょう。

毎日の継続が大切!クマをケアする方法

クマのタイプを押さえたので、次はケア方法について見ていきまでしょう。毎日の日課としてコツコツ続けることで、クマの他にも、目のしわやたるみの対策にもつながります。

リンパマッサージ

クマケアのおすすめマッサージ方法としては、リンパマッサージがあげられます。
目元のリンパマッサージを行うことで、血行を促進させて血流を良くするだけでなく、ハリ感もアップするため、クマケアの美容法としておすすめです。
リンパマッサージの方法は、以下の通りです。

  • 1: 目頭から眉の下、目尻へと薬指を添わせて目のまわりを2~3周マッサージ
  • 2: こめかみから耳のまわりを優しく押す
  • 3: 耳から首を通り、鎖骨の下まで指をすべらせて、そのまま鎖骨の部分をもみほぐす

この手順を2~3回繰り返します。
人差し指や中指では力が強く入りすぎてしまい皮膚の薄い目元にダメージを与えてしまう恐れがあるため、薬指を使うと良いかもしれません。

また、マッサージを行う際はアイクリームや美容オイル、目元美容液などを活用して、摩擦で皮膚に負担がかからないようにすることが大切です。
目のまわりの皮膚はとても薄く、過剰なマッサージは逆効果となるため、力加減には注意しながら行いましょう。

なお、目元ケアだけでなく顔全体のマッサージをすることは、表情筋をほぐすことにも繋がります。 同時にクマの原因の一つであるむくみの解消やたるみケアとしてもつながる可能性があるため、日頃から意識して行ってみてはいかがでしょうか。

紫外線対策

茶クマ対策には紫外線予防がポイントになります。
紫外線は肌を酸化させ、老化の進行を促します。太陽の光に肌が直接あたることで目のまわりが乾燥し、メラニン色素によるシミの発生を引き起こします。

また紫外線を長期的に浴びることで、目の下のたるみを引き起こす可能性もあります。紫外線は黒クマの原因にも繋がるため、予防は大切な習慣です。
美白化粧品などを使った顔全体の紫外線対策とともに、目のまわりは特に徹底してカバーしておきましょう。

紫外線は1年中降り注いでます。
春から暑い夏に欠けては気をつけていても、気温が下がる秋冬はうっかり紫外線対策を怠ることもあります。美白ケアの一環として、紫外線予防は季節に関わらず継続して行うことが大切です。

保湿を心掛ける

顔や体全体のスキンケアと同様に、クマのケアとしては保湿を心がけることがとても大切です。
目のまわりが乾燥していると摩擦が起こりやすく、目のクマにつながってしまう可能性があります。また、さまざまな肌トラブルを引き起こしたり、肌年齢の老化にも繋がりかねません。

紫外線は、肌が潤っていれば肌表面の角質が反射してくれます。ただ肌が乾燥していると紫外線を反射する力が弱まるため、ダメージを受けやすくなります。そのため保湿が大切になるのです。

特に冬場の室内は乾燥しがちです。乾燥は肌のダメージだけでなく、のどの痛みや髪のパサつきなど、体のさまざまなところに影響を及ぼしますので、顔全体の保湿に加え、目のまわりは目元専用のクリームなどを活用して、念入りな保湿を心がけておきましょう。

目のこすりすぎには注意

目のまわりの皮膚はとても薄くデリケートなため、洗顔の際に顔を強くこすることはできるだけ控えましょう。

クレンジングでアイメイクを落とす際は、なるべくこすらず、やさしく、化粧を浮かして落としていくことが大切です。しっかり泡立てた泡で、指や掌が直接肌にあたらないようにクルクルと泡を転がすように洗い、流しましょう。
洗顔後、タオルで濡れた顔を拭く際も、そっと押さえるようにタオルを当てて水気を取ります。

また、洗顔後の保湿も大切になります。
洗顔後の顔は、非常に乾燥しやすくなっていますので、すぐに化粧水や乳液を塗って保湿をしましょう。 化粧水をつける際は、手のひらやコットンでパッティングしすぎないように注意しながら、丁寧になじませることが大切です。

肌への刺激を減らすように意識することは、クマを予防や悪化を防ぐためにとても大切です。

クマがなかなか改善しない場合は?

日頃から気をつけて予防をしていたのにクマができてしまった…。
目もとのマッサージを日々しっかり行っているのになかなか改善されない…。

といった場合、悩みが続くことでストレスになり、コンプレックスになって気持ちが落ち込んで来る方もいます。
クマは治療で改善することができますので、クマの治療法についてご紹介します。

これらの治療は、単体で行う場合もあれば、クマの症状に応じて、組み合わせが必要な場合もあります。
最近では、女性だけでなく男性もクマの治療を受ける需要が高まってきています。

まとめ

クマができてしまった場合、悪化させないためには日々の予防が大切になります。
基本的には生活習慣の乱れから見直し、セルフケアとして保湿を心がけましょう。

慢性的な目のクマに悩まされている方、治療を検討している方は、クリニックのカウンセリングを受けてみましょう。まずは自分の症状をしっかりと把握し、治療が必要かどうかも含めて診察してもらってはいかがでしょうか。

コラム著者・監修丨
セオリークリニックについて

院長 筒井 裕介

コラム著者:院長 筒井 裕介
2003年3月に順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学の形成外科助手を経てオザキクリニックに勤務。2009年12月21日にTheoryクリニックを開業。目の下のクマ取り、ニキビ跡治療、糸リフトなどの実績多数。日本美容外科学会(JSAS)の専門医であり、多くの学会で発表もしている。

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