経結膜脱脂+リポトランスファー、ピュアグラフティング

【目次】 

経結膜脱脂とは

凸凹による影が原因のクマに有効です

経結膜脱脂とは、結膜から眼窩脂肪を適量除去し、目の下の余分なふくらみを取り除く治療です。当院では、高周波レーザーメスを用いて施術を行うことで出血を抑え、施術跡もほとんど残りません。

目の下の脂肪(眼窩脂肪)は、年齢とともにその場所を移動させ目の下がふくらみます。この眼窩脂肪の突出が大きければ大きいほど、クマも大きくなり顔全体が暗い印象になり、老け顔に見せてしまいます。当院では、脱脂だけでなく脱脂後のくぼみを改善することで、目の下から頬にかけて美しいカーブを作り出すことにもこだわっています。

このようなお悩みの方におすすめ!

・目の下の脂肪がふくらんでいる
・目の下全体がくぼんでいる
・目の下がたるんでいる
・クマが気になる方

治療の仕組み|経結膜脱脂+リポトランスファー、ピュアグラフティング

目の下に凹凸ができてしまう原因

眼窩(がんか)脂肪は、年齢とともに留まる場所を移動させます。この移動で目の下がふくらむことによって、今までになかった凹凸が出現してしまいます。

目の下に凹凸ができてしまう原因

「出血」を抑える目の下の経結膜脱脂

目の下の経結膜脱脂では、眼窩脂肪をデザインに沿って適量を除去し、目の下の余分なふくらみを取り除きます。高周波レーザーメスを用いて施術を行うことで出血を抑え、施術跡も残りません。痛みの少ない施術となっています。

脂肪注入を行う際には頬中央部から刺入して行います。注入を行いやすくするために、通常は片側につき2~3ヵ所の刺入部を設けて注入を行いますが、当院では片側につき、1ヵ所のみの刺入部を原則としています。それは、頬の外側や上部には皮下の血管が多く、眼輪筋のような血流が豊富な組織が存在するため皮下出血を招きやすくなり、術後の腫れを助長するリスクがあるためです。これを回避するため、当院では片側1ヵ所、しかも出血の少ない頬中央部のみに刺入部を限定することで不要な出血を避けます。

「出血」を抑える目の下の経結膜脱脂

治療メニュー|経結膜脱脂+リポトランスファー、ピュアグラフティング

経結膜脱脂+リポトランスファー

経結膜脱脂+リポトランスファーとは、この脂肪を除去し、採取した脂肪を生着しやすいように処理した後、頬から特殊なカニューレにて目の下の凹んだ部分に注入することで改善させていく治療法です。経結膜脱脂だけでは凹んでしまっている部分を改善することができません。そこで当院では、自然な表情を作り出すために「リポトランスファー」を推奨しています。

目の下のふくらみを除去するだけの単純な治療ではなく、凹み部分の改善にも発揮し、総合的に目の下から頬にかけて凹凸のない美しいカーブを誕生させることにこだわっています。

経結膜脱脂+リポトランスファー

経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入

経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入とは、脂肪を除去し、採取した脂肪を生着しやすいように処理した後、目の下の凹んだ部分に注入することで改善させていく治療法です。目の下のくぼみが大きい場合は、太腿や腹部から極少量の脂肪を採取し、追加する脂肪注入を組み合わせることで、より美しく、ナチュラルな仕上りになります。目の下のクマのたるみや凹みを「経結膜脱脂+リポトランスファー」で治療したものの、修復に多くの脂肪を必要とする症例のみ、脂肪注入も行います。採取する大腿や腹部などの部位には負担をかけないよう、10cc程度だけ取り出した脂肪を注入します。

経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入

経結膜脱脂+ピュアグラフティング

凹凸が原因のクマの場合、まず余分な眼窩脂肪を除去する「経結膜脱脂」を行い、次に凹んだ部分を綺麗に整えるための脂肪注入を行います。その際、採取した脂肪から不純物を20%以下まで取り除き、ピュアな脂肪にしてから注入するのが「ピュアグラフティング」です。

脂肪を採取した液体には、脂肪以外の水分・血液・死活細胞・老化細胞などの不純物が含まれています。これが脂肪の生着率(定着する割合)の低下やしこりの要因になります。当院では脂肪組織濃縮容器「ピュアグラフト」を用い、幹細胞を残したまま、健全な脂肪以外の不要な組織や水分を除去し、純度の高い濃縮脂肪を精製します。これにより脂肪の生着率が90%程度に高められ、より長期間の効果の持続が可能となりました。さらに、遠心分離機に比べて分離時間が短く、衝撃を受けにくいため、脂肪の劣化がほとんどありません。笑う、怒るなど表情の変化によって見える目の下のへこみにも、症例に合わせて脂肪注入をプラスすることで、より美しく、よりナチュラルな仕上りを作ることができます。

経結膜脱脂+ピュアグラフティング

各治療法との違いについて

経結膜脱脂+ピュアグラフティング経結膜脱脂+リポトランスファーヒアルロン酸注入
使用機器ピュアグラフト遠心分離機なし
生着期間率長期長期持続期間半年~1年
生着率90%60~70%体内に吸収される
所要時間1時間半2時間15~30分

ピュアグラフティングは脂肪の処理時間が短いため、トータルの治療時間の短縮が可能になりました。また、ピュアグラフトでは幹細胞を残せることがポイントです。不要な細胞・液体のみを除去し、必要な幹細胞はしっかり残すことができるため、処理後の脂肪細胞液には、常に一定の濃度で脂肪細胞と脂肪組織由来幹細胞が含まれていることが実証されています(サイトリ・セラピューティクス社調べ)

※ ピュアグラフトは、FDA(米国食品医薬品局)、CE(欧州品質基準)に認可されています。

Dr筒井の解説│なぜ組み合わせが大切なのか?

筒井医師

凹凸が原因の眼窩脂肪は十分に除去しないと、また早期にたるみが発生します。一方で、多く除去することで目の下が凹む原因になってしまいます。そこで当院では、目の下の凹みを回避しつつ、除去もしっかり行うために経結膜脱脂とピュアグラフティングの組み合わせが理論的な治療法と考えています。

脱脂後の凹みを発生させないための工夫

当院の治療のポイント|経結膜脱脂+リポトランスファー、ピュアグラフティング

安全に配慮した麻酔法

目の下のように腫れやすい部位は、大量の麻酔を注入してしまうと腫れを助長してしまいます。そのため当院では痛みの出るポイントにだけ適量の局所麻酔を注入して最小限の麻酔量にとどめています。特に眼窩脂肪には牽引痛という引っ張られることで生じる痛みが出ます。これを抑えるために多量の麻酔薬を注入していますが、当院では眼窩脂肪の深部まで到達する特殊な針を用いて、痛みを生じる部分に少量の麻酔をダイレクトに注入することで、腫れさせない鎮痛麻酔を行っています。また、笑気麻酔も併用し多角的な麻酔を行い、それぞれの麻酔の深度を浅くすることで、安全に配慮された麻酔を実現しました。

内出血を防止

内出血を防止

眼窩脂肪を除去する際は、経結膜下法を用いています。この施術法では眼瞼結膜を切開しますが、この部位は血管が豊富なため、切開時に出血が生じやすいのが欠点です。これを回避するため、高周波メスを用いて切開を4mm程度にすることで、内出血を抑える切開を行っています。

「腫れ」を抑える独自の針

腫れを抑える独自の針

頬から刺入する脂肪注入で腫れさせないポイントは、注入専用の特殊な針にあります。当院独自の注入用針は脂肪細胞を圧迫せず通過させることができ、針の外径を細く保つことで針が通過する頬の皮膚、皮下組織のダメージを小さくし、腫れを抑える治療となっています。

料金と施術詳細|経結膜脱脂+リポトランスファー、ピュアグラフティング

料金(税込)経結膜脱脂+リポトランスファー:330,000円
経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入:385,000円
経結膜脱脂+ピュアグラフティング:550,000円
施術時間経結膜脱脂+リポトランスファー:両目で約2時間
経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入:両目で約2時間
経結膜脱脂+ピュアグラフティング:両目で約1時間半
治療中の痛み治療前に笑気麻酔を行い痛みの軽減を行います。その状態で局所麻酔を必要な部位に行なっていきます。局所麻酔の際にはその部位に痛みが生じますが、笑気麻酔によりその痛みのコントロールを行なっています。手術中は眼窩脂肪が引っ張られる牽引痛が生じることがありますが、その都度麻酔を追加していきます。
治療後痛み2~3日程度、軽い痛みを伴い、場合により違和感が3~5日あります。当院が処方する痛み止めの薬をお飲み下さい
ダウンタイム・リスク2~3日程度、ごく軽度の腫れがあります。脂肪採取部位には1週間程、内出血が出ることがあります。当院が処方する腫れ止めの薬をお飲みください
術後の通院ありません
※ご希望の場合は無料で診察いたします
化粧翌日から可能(アイメイクは3日目から可能)
コンタクトレンズ1週間後から可能です。※1日使い捨てレンズに限り翌日から使用可能
洗顔当日から可能
シャワー当日から可能
入浴翌日から可能

アフターケア保証について

注入した細胞の一部はすぐにアポトーシス(細胞死)を起こしますが、同時に移植される脂肪細胞の周囲に存在する幹細胞が、脂肪細胞に変化し除々に入れ替わっていきます。したがって、注入直後から3ヵ月かけて目の下の注入脂肪のボリュームは減少しますが、そこから1年かけて増加していきますので、最終的な施術結果が得られるのは1年後となります。

1年後に残っている脂肪の量を生着率といいますが、この施術の場合には平均6~7割が生着します。ボリュームがなくなった場合には追加することで改善が可能です。当院では、術後1年半以内でしたら通常の半額でお受け頂くことができます。

施術事例(症例写真ビフォーアフター)|経結膜脱脂+リポトランスファー、ピュアグラフティング

経結膜脱脂+リポトランスファー

Case.1

目の下のクマ・たるみ(膨らみ・凹み)- 経結膜脱脂+リポトランスファーの症例写真

Case.2

目の下のクマ・たるみ(膨らみ・凹み)- 経結膜脱脂+リポトランスファーの症例写真
Theoryクリニック 経結膜脱脂(脱脂術)+リポトランスファー211(40代 女性)
治療内容経結膜脱脂+リポトランスファー
費用(税込)330,000円(税込)
ダウンタイム・リスク

経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入

Case.1

目の下のクマ・たるみ(膨らみ・凹み)- 経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入の症例写真
Theoryクリニック 経結膜脱脂(脱脂術)+リポトランスファー脂肪注入(20代 女性)

Case.2

目の下のクマ・たるみ(膨らみ・凹み)- 経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入の症例写真
治療内容経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入
費用(税込)385,000円(税込)
ダウンタイム・リスク

経結膜脱脂+ピュアグラフティング

Case.1

目の下のクマ・たるみ(膨らみ・凹み)- 経結膜脱脂+ピュアグラフティングの症例写真
Theoryクリニック 経結膜脱脂(脱脂術)+ピュアグラフティング(50代 女性)

Case.2

目の下のクマ・たるみ(膨らみ・凹み)- 経結膜脱脂+ピュアグラフティングの症例写真
Theoryクリニック 経結膜脱脂(脱脂術)+ピュアグラフト脂肪注入1ヶ月後(30代 女性)
治療内容経結膜脱脂+ピュアグラフティング
費用(税込)550,000円(税込)
ダウンタイム・リスク

Case.3

経結膜脱脂+ピュアグラフティング+眉毛下切開ビフォーアフター
治療内容経結膜脱脂+ピュアグラフティング+眉毛下切開
After写真の時期施術1ヵ月後
費用(税込)990,000円
ダウンタイム・リスク

Case.4

経結膜脱脂+ピュアグラフティング+眉毛下切開ビフォーアフター
治療内容経結膜脱脂+ピュアグラフティング+眉毛下切開
After写真の時期施術1ヵ月後
費用(税込)990,000円
ダウンタイム・リスク

施術の流れ|経結膜脱脂+リポトランスファー、ピュアグラフティング

STEP1
カウンセリング
医師によるカウンセリングで、クマ・たるみの状態をチェックします。治療経験が豊富な医師が診察し、あなたに合った治療法をアドバイスいたします
STEP2
クレンジング
洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております
STEP3
治療の決定
ご相談の上、どのような治療を行なっていくかを決定していきます。 患者様の希望をよくうかがった上で、最適な治療法をご提案いたします
STEP4
麻酔
治療の際の痛みを軽減させるため、必要に応じて麻酔を行います。塗布麻酔、局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔を用意しており、ご相談の上、どの麻酔法を行うかを決定します
STEP5
治療
治療は当日、または後日に行います。日程もご希望により決定していきます
STEP6
鎮静
術後の炎症を抑え、腫れのリスクを軽減させるために冷却や外用剤の塗布を行います

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よくある質問|経結膜脱脂+リポトランスファー、ピュアグラフティング

  • クマが気になり、経結膜脱脂を考えているのですが、なかなか仕事の休みが取れません

    目の下の経結膜脱脂の施術時間の目安は、約1~2時間です。手術後のダウンタイムも少ないため、すぐにお仕事に復帰できる方がほとんどです。術後のダウンタイムは個人差がありますが、腫れと内出血が出る可能性があります。腫れは約2~3日、内出血は消えるまでに約2週間要します。手術翌日からお化粧が可能ですので、コンシーラー・メガネ・マスク等で隠して頂くことをおすすめしております。内出血を早めに治す塗り薬(ケラスキンクリーム)も別途ご用意しております。こちらを使用することで内出血が約1週間で消える効果があります。


  • 目の下の経結膜脱脂をした場合、傷跡はわかりますか?

    当院の目の下の経結膜脱脂は、高周波レーザーメスを用いることで、傷口の見えない手術となっております。脱脂は目の下内側の粘膜部分を数ミリ切開します。粘膜部分のため、口の中と同じように、直ぐに傷は綺麗に治ります。


  • 目の下の脂肪注入は、しこりにならないですか?

    しこりにはなりません。しこりは脂肪注入量が多過ぎるときと、大きな脂肪壊死部分がある場合にのみ存在します。目の下に脂肪注入をする際に、必ず多めに入れるという施術を行うクリニックもありますが、これは逆に脂肪生着率の低下を招いてしまい、その結果しこりを生じるリスクが大きいため、セオリークリニックでは行いません。


  • コンデンスリッチ(CRF)と比較して、ピュアグラフティングのメリットは何ですか?

    大きく違うのは必要脂肪量です。CRFは50cc、ピュアグラフティングは10ccと少なく、身体への負担が少ないです。また、脂肪を処理する際、ピュアグラフティングはCRFに比べ細胞へのダメージが少ないため、質と活性度の高い脂肪が取れます。そのため炎症が起こりにくくなり、生着率のアップにも繋がります。海外での認知度も高く、データに裏付けられた実績があります。(海外ではCRFよりもピュアグラフティングの方がドクターの支持率が高いです)


  • 遠方なのですが良い方法はありますか?

    当院では目のクマ・たるみでお悩みの方専用の「オンラインカウンセリング」をご用意しております。スマホのカメラ機能を使ってお顔を拝見し、ある程度の治療のご提案をさせていただいています。
    オンラインカウンセリングページはこちら


院長監修コラム

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料金表はこちら

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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。

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メール:info@theory-clinic.com

電 話:03-6228-6617

お得な治療プログラムについて

  • 美ボディメイク プログラム美ボディメイク プログラム 二の腕、お腹など、部位の組み合わせや治療機器の組み合わせが可能なプログラム
  • 美肌ベーシック プログラム美肌ベーシック プログラム 光治療とビタミンC、トラネキサム酸がセットになった治療です。若々しい素肌に
  • スーパーリフト プログラムスーパーリフト プログラム タイタンXLとビタミンC、トラネキサム酸がセットになった治療です。シワ、肌のたるみ改善に
  • ニキビ改善 プログラムニキビ跡改善 プログラム ニキビ跡のタイプ毎に治療法を組み合わせる、オーダーメイドの治療です