※美容医療の口コミ広場にて、全国538件（東京220件）のクリニック中、口コミ評価1位を獲得中（2024年12月現在）
目の下のクマ取り治療に必要な考え方
目の下のクマについて
目の下のクマは、早い人では10代から出現し始め、年齢とともに悪化していく傾向があります。目の下のクマは、赤クマ・黒クマ・茶クマの3つのタイプに分類することができるのですが、これらは単体で症状が現れるというよりも、「赤クマ＋黒クマ」というように複合的に現れることが多いため、どちらにもアプローチできる治療が必要になります。
目の下のたるみ・ふくらみについて
目の下のたるみの原因は大きく2つあります。1つは眼窩脂肪という眼球まわりの脂肪細胞が、加齢などの原因で押し出され、膨らむことによってできるたるみです。もう1つは皮膚の中のコラーゲンやヒアルロン酸の減少によってできる皮膚のたるみです。原因によって治療法は異なります。
「クマ・たるみ・ふくらみ」の違いとは？
目の眼輪筋が衰え、眼窩脂肪を支えることができなくなると、目の下の皮膚がふくらんできます。これが「目の下のふくらみ」です。目の下がふくらむことで、ふくらみの下に影ができます。これが「目のクマ」です。ふくらみが「たるむ」ことで影ができ、クマになることもあります。「クマ・たるみ・ふくらみ」はそれぞれ違う症状に思われがちですが、根本的な原因は似ています。中にはふくらみがなく「くぼむ」方もいます。治療方法は症状によって異なるため、カウンセリングでしっかりと見極めます。
目の下のクマの種類・原因
目の下の脂肪がふくらみ、たるむことで影ができるタイプのクマで、目の下に黒い線が入ったように見えます。涙袋よりも下の方に出現し、頬が垂れ下がって見える原因にもなります。眼窩脂肪は年齢を重ねると徐々に飛び出すようにふくらんできますが、眼窩（眼球が収まる頭蓋骨のくぼみ）のスペースが狭かったり頬骨が凹んでいるなどの骨格に問題がある場合や、眼窩脂肪の量が多すぎる場合にも起こりやすいといわれています。
ボールペンなど棒状のもので目の下を軽く押してみましょう。このとき、押した部分の黒い線が消える場合は黒クマの可能性があります。
眼窩脂肪の突出がない、または眼窩脂肪の突出が軽度でふくらみがない場合、目の下全体がくぼんでいることが原因でクマができています。
顔を天井のライトに向けながら鏡を見てください。黒みが減少する場合には目の下にふくらみがないタイプの黒クマの可能性があります。
目の周囲にある眼輪筋という筋肉が、血行の悪さや、眼窩脂肪の突出によるふくらみで内側から押し出されて皮膚の下に赤く透けて見えることが赤クマの主な原因です。
頬の上部に指を当てて目の下の皮膚を上下に引っ張ったとき、赤みを増す場合は赤クマの可能性があります。
紫外線での日焼けや乾燥、生活習慣が原因の場合は、目をよくこする癖のある方、洗顔やメイク時に目の上下を強くこする癖のある方は茶クマの原因となっている場合があります。これらが積み重なることで肌は次第に色素沈着を起こし、茶クマとなります。加齢による目の下のシワが折り重なり影になって茶色く見えることもあります。
顔を上に向けて鏡を見ます。正面を向いているときと比べてクマの範囲が変わらない場合は茶クマの可能性があります。
目の下のクマを治療する上で大事なことは、クマのタイプを見極めることだけでなく、頬の骨格や形状を踏まえて治療法とデザインを決定することです。
当院では、カウンセリングの時間をとても大切にしています。
クマ取り、たるみ取りの治療メニュー・料金
脱脂+脂肪注入
眼窩脂肪を除去し、採取した脂肪を定着しやすいように処理した後、目の下から頬にかけて脂肪注入することで、クマを改善します。
経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入
料金385,000円 (税込)
経結膜脱脂+ピュアグラフティング
料金550,000円 (税込)
加齢で頬の脂肪が下垂している方や骨格的に凹んでいる方は、脱脂後に目の下が凹んでしまうケースがあるため注意が必要です。当院ではそのようなリスクを回避するために、脂肪注入を組み合わせる治療を推奨しています。
リポキューブ
脂肪組織のサイズをナノメートル単位まで小さくすることが可能になります。この脂肪を使用することで、治療で起こり得るリスクを回避し、仕上がりも美しくなります。
料金110,000円 (税込)
脂肪注入のみ
眼窩脂肪を除去し、採取した脂肪を定着しやすいように処理した後、目の下から頬にかけて脂肪注入することで、クマを改善します。
ピュアグラフティング脂肪注入
料金330,000円 (税込)
ピコトーニング
茶クマは、メラニン色素が沈着することで皮膚の色が茶色く着色することが原因とされています。メラノサイトは少しの刺激でも活性化するため、治療ではメラニンのみをターゲットとした照射が重要となります。
全顔4回コース
料金99,000円 (税込)
ヒアルロン酸注入
硬さ・粘度・粒子の大きさなど、クマ治療において最適な製剤を厳選し、各種取り揃えています。治療では、頬の高さや注入する層を見極め、0.01ml単位で調整しながら注入を行っています。
注入部位：目の下
料金88,000円 (税込)
施術事例（症例写真ビフォーアフター）｜目の下のクマ取り・たるみ取り
経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入
| 治療内容 | 経結膜脱脂+リポトランスファー+脂肪注入 |
|---|---|
| 費用（税込） | 385,000円(税込) |
| 治療中の痛み | 笑気麻酔と局所麻酔を使い、痛みのコントロールを行っています。 |
|---|---|
| 治療後の痛み | 2～3日程度、軽い痛みを伴う場合があります。場合により違和感が3～5日あります。当院が処方する痛み止めの薬をお飲み下さい。 |
| 腫れ | 2～3日程度、ごく軽度の腫れがあります。当院が処方する腫れ止めの薬をお飲みください。 |
| 内出血 | 稀に出現しますが、1～2週間で消失します。 |
経結膜脱脂+ピュアグラフティング
| 治療内容 | 経結膜脱脂+ピュアグラフティング |
|---|---|
| 費用（税込） | 550,000円(税込) |
| 治療中の痛み | 笑気麻酔と局所麻酔を使い、痛みのコントロールを行っています。 |
|---|---|
| 治療後の痛み | 2～3日程度、軽い痛みを伴い、場合により違和感が3～5日あります。当院が処方する痛み止めの薬をお飲み下さい。 |
| 腫れ | 2～3日程度、ごく軽度の腫れがあります。当院が処方する腫れ止めの薬をお飲みください。 |
| 内出血 | 稀に出現しますが、1～2週間で消失します。 |
目の周囲は表情により形が大きく変化する部位です。笑ったり、怒ったり顔の筋肉の動きにより、 目の周囲の形はめまぐるしく変わります。どの表情の変化にも対応した仕上がりにするために、 当院では治療中にさまざまな工夫をしています。治療の質によりダウンタイムと結果は大きく変わります。
クマ取り治療で、お顔全体が若々しい印象に！
当院の脂肪注入では、目元の不足した部分に脂肪を注入するだけでなく、頬骨の上縁にも注入を行います。脱脂+脂肪注入によりクマの改善だけでなく、頬の位置も上がりますので、お顔全体が若々しい印象に仕上がります。動画がわかりやすいのでご覧ください。
当院独自の切らないクマ取り治療｜目の下のクマ取り・たるみ取り
目の下のクマには主に4つの種類がありますが、当院では、黒クマのなかでも「目の下にふくらみがある場合」と「目の下にふくらみがない場合」など、更に細かな分類をして治療の方針を決めていきます。カウンセリングではクマの原因を見極め、症状・タイプに適した治療法をご提案いたいます。
ダウンタイム対策、腫れにくい治療
クマ取りを検討している方の多くはダウンタイムと術後の腫れを気にされます。腫れを左右する大きな要素は、施術中の出血です。特に脱脂は血管が数多く集中する部分から脂肪を採取するため、出血させずに治療を終えるには技術が必要です。当院では、治療器具や血管処置の工夫により、出血はほぼありません。
また、腫れない治療をすることによって脂肪の定着率も安定します。脂肪が定着するかどうかは注入脂肪をいかに早期に血行再建させるかにかかっています。治療中に出血をさせず、腫れを少なくする努力を怠らないこと。これがセオリー流です。
凹みにくい治療
クマ取り治療後に、「凹んでしまった」という理由で他院修正を希望される方がここ数年で増えています。頬の脂肪が下垂している方は、クマ取りで脱脂をした後に凹んでしまうケースがあるため注意が必要です。当院ではそのようなリスクを回避するために、脂肪注入を組み合わせる治療を推奨しています。
また、治療にあたって大切なのは、目の形、脂肪の量、脂肪のつき方、頬の形状、これらを細かく分析し、正しい術式を準備して治療することです。当院では術後にくぼむことがないよう、様々な工夫をしています。
麻酔は痛みの出るポイントだけに留める
目の下の皮膚はとても薄く腫れやすい部位のため、大量の麻酔を注入すると、術後の腫れを大きくしてしまう原因となります。そのため治療を行う際は、痛みの出るポイントのみに適量の局所麻酔を注入し、最小限の麻酔量で最大の麻酔効果が得られるようにしています。
また、眼窩脂肪は引っ張られることで痛みが生じます。これを抑えるために他院では多量の麻酔薬を注入していますが、当院では眼窩脂肪の深部まで安全に到達する特殊な針を用いて、少量の麻酔で痛みを生じる部分にのみダイレクトに注入することで、術後に腫れにくく、確実な鎮痛を行っています。
正しいエリアに的確に注入する
笑う・話すなど、表情を意識したデザイン
眼瞼結膜の切開は最小限に
脂肪の注入箇所は最小限に
脱脂の量を見極める
注入は、表情を動かしながら行う
クマ取りは日本美容外科学会（JSAS）専門医が担当
日本美容外科学会（JSAS）専門医
筒井 裕介
目の下のクマ取り・クマ治療は、クマとなっている原因を正確に診断した上で行う必要があるため、専門知識・経験・センスが問われる施術です。当院の院長でもある筒井裕介は、日本美容外科学会（JSAS）専門医であるほか、多くの学会の会員として日々研究を行っています。
クマ取り（脱脂）で失敗や後悔をしないために
クマ取りでは脂肪注入が必要です
目の下のクマやたるみを治療する際に、脱脂を勧められるケースが多くありますが、原因がたるみである場合は、脱脂のみの治療では術後に凹んでしまうリスクがあります。たるみが原因のクマの方は、脱脂+脂肪注入や、ヒアルロン酸注射などの治療が有効です。
脱脂+脂肪注入と裏ハムラの違いを知っていますか？
突出した眼窩脂肪を取り除き、窪み部分には脂肪を注入する治療です。眼窩脂肪のふくらみや、たるみ、目のクマが目立つ方におすすめの治療法です。注入する脂肪を採取する必要があります。
突出した眼窩脂肪を加齢などでくぼんでしまった部分に移動し、固定する治療です。目の下のたるみが比較的軽い方におすすめの治療法です。脱脂+脂肪注入よりもダウンタイムは長めです。
どちらの治療法も、膨らみと窪みを同時に改善でき、下まぶたの裏側（経結膜側）から施術を行うため皮膚表面に傷もつきません。それぞれにメリット・デメリットがありますので、納得した上での治療をおすすめいたします。
院長のクマ取りレポート
当院の院長がクマ取り治療をおこないました。術後のダウンタイムの様子、治療中の痛みなどをまとめています。治療に対して不安をもたれている方が多いと思いますので、治療の経過や、当院の治療方法について是非ご覧ください。
クマ取りのリスク（脱脂後に凹むリスク）について解説
加齢に伴うクマの場合には、原因となっている眼窩脂肪の除去に加え、脂肪注入の組み合わせ治療を推奨しています。脂肪を取るだけではなぜ駄目なのか？脱脂のみの場合は術後に凹むリスクがありますので、その点について詳しく解説します。
他院修正について
当院に来院される方の約10%は他院修正を希望される方です。治療後に凹む、シワができる、しこりができるなど、原因には全て理由があります。修正事例や、当院の治療方法など、クマ取り治療の他院修正についてご案内します。
よくある質問│目の下のクマ取り・たるみ取り
クマ取りにハイフ（HIFU）は効果がありますか？
ハイフはクマ取りとして満足する効果は期待できません。
クマを改善するには、原因となっている脂肪を除去する治療が必要となります。ハイフなどのレーザーで治療する場合は眼窩脂肪を引き締めるために十分な熱を入れる必要がありますが、眼球熱傷のリスクが高くなるため現実的ではありません。またハイフを行う場合は、眼球保護のために浅い層への照射となるため、期待できる効果は眼輪筋や皮膚の引き締めのみとなります。クマ治療は保険適用されますか？
保険が適用されるかどうかの基本的な考え方は、病気であり治療が必要であるかどうかにあります。そのため、状態によって適用されるかどうかが変わります。（詳しくはこちら）
目の下のたるみは手術じゃないと改善できませんか？
目の下のたるみの原因は、目の下の脂肪（眼窩脂肪）の突出にあり、これを根本的に改善しないと治療とはいえません。 眼窩脂肪の突出した部分を取り除き、その後、目の下から頬にかけて滑らかなラインになるように脂肪を調節しながら注入していくことが必要となります。 効果は約10年ほどとなります。
脂肪注入とピュアグラフティングの違いは何ですか？
脂肪吸引した脂肪をそのまま注入するのが、脂肪注入です。ピュアグラフティングは、脂肪から水分などの不純物を取り除いたピュアな脂肪を注入します。そのため、脂肪注入法に比べて生着率が高く、しこりになるリスクも低いです。
目の下のたるみのレーザー治療は行っていますか？
ほとんど効果がないため、おすすめはしていません。「アイタン」という「ウルトラセルアイ」と「タイタン」を同日照射する方法を推奨しています。
クマ取りのアフターケア保証とは何ですか？
脂肪の生着が不十分であったり、もう少し目の下のふくらみを残したい、涙袋のすぐ下のくぼみが気になる、といった術後のご相談にお応えする保証です。「経結膜脱脂＋リポトランスファー」または「経結膜脱脂＋リポトランスファー＋脂肪注入」をお受けいただいた方で、 目の下に脂肪注入を追加される場合、術後1年半以内は通常の半額でお受けいただくことができます。
目の下の手術は40代以上には不向きですか？
40代以上の方に不向きということはありません。 当院では10代から70代幅広い年齢層の方に手術をお受けいただいています。
クマ取りに用いる麻酔はどんなものですか？
点眼麻酔、笑気麻酔、局所麻酔の3種類を使用しています。
クマ取りに通院は必要ですか？
通院の必要はありません。 ご不明点やご心配なことがある場合はご連絡いただくか、もしくは対面でカウンセリングさせていただきます。
クマ治療の保険適用に関して│目の下のクマ取り・たるみ取り
保険が適用になる治療
保険適応になるかならないかの基本的な考え方は、病気であり治療が必要であるかどうかにあります。そのため、見た目の印象改善などが目的の治療の場合は保険適応はありません。目の下の症状で保険適応になるケースは、視野が狭くなることにより生活に支障をきたす場合、著しい左右差を伴う変化がある場合、眼球の乾燥が強く眼球が痛む原因になっている場合などになります。
クマ取り・たるみ取り 治療メニュー
その他
院長監修コラム
当サイトの監修・著者について
当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。
■サイト責任者丨院長 筒井 裕介の所属学会
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会（JSAS） 専門医
・日本美容皮膚科学会 会員
・日本臨床抗老化医学会 会員
・日本再生医療学会 会員
