【目次】
鼻のニキビ跡の種類と原因について
鼻のニキビ跡は20代の思春期頃から大人まで、幅広い年齢の方が悩まれている部位です。顔の中心にある部位のため目立つこともあり、鏡や写真を見る度に気持ちが落ち込んでしまう方もいるのではないでしょうか。鼻にできるニキビ跡は、凹凸のはっきりしたクレータータイプが多く、光に当たることで影になり、黒く見えたりします。
原因1:皮脂分泌過多
鼻は皮脂の分泌量がとても多い場所です。ニキビやニキビ跡だけでなく、皮脂詰まりによって毛穴が開いている場合も多くあります。ハイドラフェイシャルなどのピーリング治療がおすすめですが、開いた毛穴が残る方もいます。その場合には、毛穴の開きを改善する治療を併用することをおすすめしています。
原因2:皮膚の刺激による炎症
鼻炎もちで鼻をよくかむ方、鼻を触る癖のある方、マスクをよく使用される方は鼻のニキビ跡が残りやすい傾向にあります。外的刺激により、角質が炎症を起こしたり、鼻によく触れることで毛穴から細菌が入ったり、肌の刺激により皮脂の過剰分泌を起こしている可能性もあります。生活習慣が原因の場合は、根本解決も必要となりますが、悪化することで治療期間は長引いてしまいますので、早めの受診がおすすめです。
治療法と料金|鼻のニキビ跡治療
クレータータイプの方
軽度なニキビ跡の方
ニキビ跡が浅い場合には強いタイプのフラクショナルレーザーを使用する必要はなく、ノンアブレイティブタイプのフラクショナルレーザーを使用して治療が可能です。当院では機器を多数取り揃えておりますが、代表的な機種としてスターラックスが適応になります。
[料金] スターラックス 両頬+鼻 1回 33,000円
赤みタイプのニキビ跡の方
毛穴詰まりタイプには、ハイドラフェイシャルやピーリング
毛穴詰まりの原因になるのは毛穴出口の角質の堆積(たいせき)です。これを取り除き、皮脂の詰まらない毛穴にしていくために、ハイドラフェイシャルやピーリングを用いて余剰な角質を取り除く治療を行います。
[料金] ハイドラフェイシャル 全顔 1回 20,900円
Dr筒井の解説|ニキビ跡を悪化させないために
シミやそばかすを予防するために紫外線対策を行うと思いますが、ニキビやニキビ跡の悪化を気にされている方にも紫外線対策をおすすめします。紫外線を浴びることで皮脂は酸化し、皮膚のバリア機能が低下します。低下することで肌内部の水分を蓄える力が衰え、肌が乾燥します。乾燥することで、肌はダメージを受けやすい(悪化しやすい)状態となるのです。曇りや紫外線が弱い時期でも、外出の際には日焼け止めを塗り、帽子・日傘などを合わせて活用し、保湿をしましょう。
施術の流れ|鼻のニキビ跡治療
STEP1 カウンセリング | 医師によるカウンセリングで、お客様それぞれのお肌の状態をチェックします。治療経験が豊富な医師が診察し、あなたの肌に合った治療法をアドバイスいたします。 |
STEP2 クレンジング | 洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております。 |
STEP3 麻酔 | 照射部位全体に塗布麻酔を行います。また施術の強度に応じてブロック麻酔を追加して、お痛みの軽減を図ります。 |
STEP4 照射 | 鼻や頬に照射を行います。照射はオーダーメイドで行いますので、数種類のレーザーを組み合わせて照射を行う場合もあります。 |
STEP5 冷却 | お肌、皮下組織を鎮静して、術後の腫れを最小限にします。GFブースターパックを併用される方にはレーザー照射直後のお肌に成長因子を含んだジェルをお肌に浸透させていき、治療効果の増大と施術後のお肌の鎮静効果を高めます。 |
STEP6 ホームケア | レーザー照射後の肌ケア(ホームケア)についてご説明いたします。 |
よくある質問|鼻のニキビ跡治療
鼻のニキビ跡は、通院が何回必要ですか?
1~3ヵ月に1回のペースで、3~5回の施術をおすすめしております。
鼻のニキビ跡は、治療期間はどれくらかかりますか?
ニキビ跡は、治療を行いターンオーバーを繰り返すことで、徐々に改善されてきます。治療の1ヵ月後くらいから効果を感じやすく、治療を数回繰り返していくことで、6ヵ月~1年ほどで目立たなくなります。治るまでの期間は年齢やお肌の状態によって差があります。
鼻のニキビ跡は、ダーマペンとレーザーどちらが良いですか?
どちらにもメリット・デメリットがあります。レーザー治療は照射部位がかさぶたになる時期がありますので、ダウンタイムを気にされる方は、ダーマペンのほうが比較的ダウンタイムは軽くなります。その反面、ニキビ跡をしっかりと短期間で治したい。という方にはレーザー治療がおすすめです。
ニキビ跡 治療メニュー
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院長監修コラム
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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。
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