【目次】
- ■医療ハイフ(HIFU)とは?
- ■ウルトラセルQプラスとは?
- ■当院の治療のポイント
- ■ウルトラセルQプラス アイタン
- ■ウルトラセルQプラス リニア
- ■料金と施術詳細
- ■施術事例
- ■施術の流れ
- ■よくあるご質問
医療ハイフ(HIFU)とは?
HIFU(ハイフ)とは、High Intensity Focused Ultrasound(⾼密度焦点式超⾳波)の略で、集束超⾳波の熱エネルギーにより体内の組織を⾼温に加熱する医療機器のこと。HIFU(ハイフ)をターゲットに1点に集中させた超音波の熱エネルギーを照射し、標的組織を焼灼等することで脂肪細胞や脂肪組織内の線維質を破壊します。
照射により熱エネルギーがSMAS層に届くと、たんぱく質が凝縮されて引き締まります。その後、熱によって傷ついた部分を治そうとコラーゲンが造成されることで、照射部分にハリが出ます。コラーゲンの再生プロセスは中長期的に繰り返されるため、その効果は1〜2ヵ月後に最も感じやすくなり、半年から1年間持続します。
近年、エステサロンなどでのHIFU施術による事故が多発しています。HIFU機器はもともと前⽴腺がん治療などに⽤いられるもので、施術を行うことができるのは医療機関のみとなっています。
当院で使用しているウルトラセルプラスは、その治療技術を美容向けに転用したものですが、リフトアップやタイトニングに効果的な皮下やSMAS筋膜にHIFUを照射できるのは医療機関のみです。
ウルトラセルQプラス(ULTRAcel Q+)とは?
ウルトラセルQプラスとは、医療ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)テクノロジーを使用した、リフトアップやたるみ・小じわの改善など、顔の引き締めに働きかけることができる治療機器です。通常のレーザーやRF(高周波)では届かない、皮膚のシワやたるみの原因となるSMAS筋膜(表情筋層)にスポット的に熱エネルギーを集中させることができ、破壊した脂肪細胞周囲の線維質の再生を促します。肌を奥深くから引き締め、外科的手術に頼らないリフトアップが可能です。
このようなお悩みの方におすすめ!
- 額
- 目元のシワ
- 小じわ
- ゴルゴライン
- ほうれい線
- 毛穴
- フェイスライン
- 二重あご
- 首のシワ
- ・顔や顎のたるみが気になる
- ・ほうれい線が気になる
- ・肌にハリを出したい
- ・手術や注射は抵抗がある
- ・痛みに弱い
- ・リフトアップ
- ・たるみ、しわの改善
- ・フェイスアップ
- ・タイトニング
- ・小じわの改善
- ・ほうれい線の改善
- ・小顔効果
医療ハイフ(HIFU)ウルトラセルQプラス 当院の治療のポイント|ほうれい線、シワ、顔のたるみ
HIFUは、照射の工夫により結果が大きく異なります
高密度の超音波エネルギーを使うHIFU(ハイフ)治療は、出力・ショット数・照射方法により、得られる結果が大きく異なる特徴があります。
出力
高密度の超音波エネルギーを使うHIFU(ハイフ)治療は、出力・ショット数・照射方法により、得られる結果が大きく異なる特徴があります。
ショット数
当院では平均600ショット以上(通常は400ショット程度)を丁寧に照射していきます。
治療の効果をより実感いただけるよう、お顔の治療の際は、顎下も含めております。
当院のHIFU(ハイフ)照射のポイント
加齢による変化は人それぞれ。お肌の状態や気になるポイントも変化していきます。当院では、照射前のカウンセリングで、お客様に合わせたオーダーメイドの治療法を組み立て、治療を行っています。
照射する対象については、深部のみ・浅層のみというメニューはなく、3~4種のアプリケーターすべてに照射することを標準としています。深層~浅層の全層で熱変性を起こさせることで、治療の相乗効果を図ります。
SMAS(筋膜)には、4.5mm
顔のたるみには、最も深い層に熱をいれることが可能な4.5mmのカートリッジを用います。レーザーでは届かない、皮膚組織より深いSMAS(表在性筋膜)に熱エネルギーを与えます。皮膚組織を支えているSMASに筋膜リフトを行うことで、お顔全体を引き上げます。たるみの引き上げに大切なのは、頬外側から首に繋がる部分となりますので、当院では治療範囲に顎下も含めております。
<期待できる効果>
・皮膚たるみの改善
・皮膚の引き締め
・脂肪細胞の下垂の改善
真皮深層部~皮下組織深層部には、3.0mm
ほうれい線、フェイスラインのもたつきなど脂肪が多い部位には、3.0mmのカートリッジを用います。真皮深層部から皮下組織までの深い層に熱を入れることにより、皮膚深部のタイトニングを行い、顔のたるみを改善していきます。同時に、脂肪溶解や脂肪細胞のたるみ改善効果も期待できます。ボリュームダウンすると老けて見えるポイントを見極めた上で、全体のバランスを見ながら照射します。
<期待できる効果>
・皮膚たるみの改善
・皮膚の引き締め
・脂肪細胞の下垂の改善
真皮上層部~下層部には、1.5mm、2.0mm
毛穴の開き・小じわ・お肌のハリ・目の開きが気になる方には、浅い層に熱を入れる、1.5mm、2.0mmカートリッジを用います。真皮層を中心に照射し、皮膚表面のタイトニングをします。皮膚の引き締めや、毛穴の引き締め、ハリ感の改善も期待できる治療です。
<期待できる効果>
・目元・口元の小じわ改善
・目元のリフトアップ
・毛穴の引き締め、お肌のハリ改善
ウルトラセルQプラス アイタン|ほうれい線、シワ、顔のたるみ
当院オリジナルの施術です
目元のたるみが気になる場合には、「アイタン」治療がおすすめです。アイタンは当院オリジナルの施術で、目元専用のHIFU+タイタンを組み合わせた治療で、目元を集中的に照射していくことができます。
HIFUでは、目元ギリギリまで照射可能な目元専用のウルトラセルQプラスを照射します。タイタンでは真皮層下部に近紫外線を照射し熱を加えることで、コラーゲンの収縮を促し、たるんだ皮膚を引き締めます。
2つの治療の相乗効果で、目元のハリ・小じわの改善、目元のリフトアップなどが期待できます。
Dr筒井の解説│高周波機器とHIFUの違い
当院ではボルニューマという高周波機器をリフトアップ機器として使用しています。高周波(RF)を用いた機器もHIFUを用いた機器も共にリフトアップ系の機器ではありますが、その作用機序に大きな違いがあります。高周波機器の場合、脂肪層全体を温める(焼くまで高温でない)ことで、引き締め効果やコラーゲンの再生を促しますが、HIFUの場合は決まった深さを熱して焼く効果を発揮します。
そのためしっかりと組織の破壊と再生を促す分、破壊をうまく制御するためにカートリッジごとに深さを限局したり、広い層に効果を出すためにはカートリッジを使い分けるなどの工夫が必要になります。もう少しわかりやすいイメージでいうと皮膚から脂肪層の中間層をターゲットにするのであれば高周波機器に優位性があり、脂肪層の深い部分をターゲットにするのであればHIFUに優位性があるといった感じです。当院でも脂肪の厚さや、効果を出したい部位を診断した上で適した機器をおすすめしています。
ウルトラセルQプラスリニア|ほうれい線、シワ、顔のたるみ
ウルトラセルQプラスとの違い
ウルトラセルQプラスのリニアカートリッジを導入しました。二重アゴを始めとした顔まわりの脂肪でお悩みの方におすすめです。従来のウルトラセルQプラスは、たるみ改善・引き締めを目的にしていましたが、 リニアカートリッジは、脂肪減少を目的としています。 従来のドット状の照射と比べ、高出力・広範囲(従来の6倍)に照射が可能となったため、施術時間も短縮できます。照射された熱エネルギーにより脂肪減少、輪郭形成を同時に行い、二重アゴなどの脂肪減少が期待できます。
痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどありません
これまで二重アゴの改善には脂肪吸引や脂肪溶解注射など、ダウンタイムや痛みを伴う治療が多かったのですが、リニアは痛みが少なく、ダウンタイムが心配な方にもおすすめの治療です。痛みの感じ方には個人差がありますが、チクチクするようなわずかな痛みと熱感を感じる程度です。表皮麻酔なしでも問題なく照射できます。照射後は、すぐにメイクも可能ですので、そのままお出かけして頂けます。
おすすめの治療回数
顎下1回の照射はわずか10分ほど。 おすすめは3回の施術です。2週間に1回、3回続けていただくと、わずか1ヵ月半という期間で高い効果が期待できます。顔全体を小さくしたい。という方には、顔全体のウルトラセルQプラスと、アゴ下のリニアの組み合わせがおすすめです。
小顔治療の選び方について
- 1:顔の脂肪層のたるみ → ボルニューマで脂肪をギュッと引き締める
- 2:顔のエラが張っている → 小顔ボトックス注射でエラを小さく
- 3:頬の脂肪が多い → 脂肪溶解注射
- 4:顔のリフトアップ → ウルトラセルQプラス
- 5:アゴ下の脂肪を落としたい → クールスカルプティング(クールミニ)
手術をしなくてもお顔を小さくする方法はいろいろあります。 また、リニアと上記を組み合わせることによって相乗効果が期待できます。
医療ハイフ(HIFU)ウルトラセルQプラス 料金と施術詳細|ほうれい線、シワ、顔のたるみ
料金 | ・ウルトラセルQプラス(全顔):132,000円 ・ウルトラセルQプラス リニア:33,000円 |
施術時間 | 約1時間 |
傷痕の有無 | なし |
治療中の痛み | 打撲痛のような圧痛を感じる場合があります。 |
治療後の痛み | 打撲痛のような圧痛を感じる場合があります。 |
ダウンタイム・リスク | 一時的な感覚の変化(一過性まひ等)が起こることがあります。 |
即効性 | 施術直後から効果を感じることはできますが、数ヵ月後にコラーゲンの再生が起きます。このプロセスは最長6ヵ月まで持続します。 |
洗顔 | 施術後すぐに可能です。 |
メイク | 施術後すぐに可能です。 |
シャワー | 施術後すぐに可能です。 |
施術回数 | 1回の施術でも効果的です。ただ、効果を維持したいとお望みの場合は、継続して施術を受けられることをおすすめします(半年に1回のペースが目安)。 |
医療ハイフ(HIFU)ウルトラセルQプラス 施術事例(症例写真ビフォーアフター)|ほうれい線、シワ、顔のたるみ
施術名 | ウルトラセルQプラスリニア | |
患者様 | 30代 女性 | |
After写真の時期 | 4回施術 1週間後 | |
着目点 | 多くの方が気にされているのがフェイスラインから顎下にかけてシャープさがなくなってくることですが、これは脂肪がつくケースよりも脂肪が下がる(弛む)ケースが大半です。そのため脂肪を減らす治療ではなくたるみを改善する治療としてウルトラセルリニアをおすすめしています。2週間置きに4回施術をしています。 | |
料 金 | 1回33,000円✕4回=132,000円(税込) | |
リスク | 治療中の痛み | チクチクするようなわずかな痛みと熱感を感じる程度です |
治療後の痛み | 打撲痛のような圧痛を感じる場合があります |
医療ハイフ(HIFU)ウルトラセルQプラス 施術の流れ|ほうれい線、シワ、顔のたるみ
STEP1 カウンセリング | 気になる部位を伺い、診察します。施術方法について詳しく説明いたします。 |
STEP2 クレンジング | 洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております。 |
STEP3 ジェル塗布 | 肌を保護するジェルを塗布します。このジェルが熱伝導を助けて、熱から肌を守ります。 |
STEP4 照射 | 照射を行います。約1時間程度です。 |
医療ハイフ(HIFU)ウルトラセルQプラス よくあるご質問|ほうれい線、シワ、顔のたるみ
ウルトラセルQプラスは、何回の施術が必要ですか?
1回の施術でも効果的です。ただ、効果を維持したいとお望みの場合は、継続して施術を受けられることをおすすめします。(半年に1回のペースが目安)
ウルトラセルQプラスの効果は、いつ頃期待できますか?
施術直後から効果を感じることはできますが、数ヵ月後にコラーゲンの再生が起きます。 このプロセスは最長6ヵ月まで持続します。
ウルトラセルQプラスは、日焼け肌でも治療できますか?
肌の色を問わず施術を受けられますが、日焼け直後は皮膚が熱を持っている状態ですので思わぬ副作用を招きかねません。日焼けが落ち着いてからの施術をおすすめします。
顔のたるみ(シワ・ほうれい線)
治療メニュー
院長監修コラム
当サイトの監修・著者について
当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。
■サイト責任者丨院長 筒井 裕介の所属学会
・日本形成外科学会
・日本美容外科学会(JSAS) 専門医
・日本美容皮膚科学会 会員
・日本臨床抗老化医学会 会員
・日本再生医療学会 会員