【目次】
パールとは?
パールはレーザーが技術により制御され、皮膚に広く浅く照射することができます。その結果、均一に古い角質を除去し、滑らかな質感にするお肌入れ替え治療器です。お肌のターンオーバーの乱れから起こる毛穴の開きやニキビ跡、肌の凹凸などの改善だけでなく、コラーゲンの新生と再構築も期待できる治療法です。
こんな悩みにオススメ!
・毛穴の開きが気になる方
・なかなかニキビ跡が消えない
・クレーターを消したい
パールフラクショナルとは?
パールフラクショナルはYSGGという水に対しての吸収率が非常に高いレーザーを用いた治療器です。パールとは大きく異なり、レーザーを皮膚の深い部分である真皮層まで届けることを主体に作られたレーザーです。ニキビ跡の治療だけでなく、傷跡を目立たなくする治療も可能です。
こんな悩みにオススメ!
・浅いクレータータイプの方
・細かく複数あるニキビ跡
・毛穴の赤みを消したい
パール 治療の仕組み|ニキビ跡治療
表皮内に作用させる
パールは、表皮角質を蒸散させることでターンオーバーの乱れから起こる毛穴の開きやニキビ痕、肌の凸凹などの改善、同時に適度な熱が真皮層に加わることでコラーゲンの新生と再構築が期待できます。蒸散して再上皮化を図る表面的作用と真皮層のコラーゲン新生・再構築による内面的作用の2つが並行して働くことで、肌が新しく生まれ変わります。
皮膚表面から皮膚深部を蒸散させる治療法の一覧
パールフラクショナル 治療の仕組み|ニキビ跡治療
ターゲットを浅層に絞って照射
パールフラクショナルのレーザーはドット状に照射され、小さな点で深く届くように設計されています。ニキビ跡や頑固な毛穴、その原因は皮膚深部である真皮の瘢痕化(はんこんか)であり、これを柔らかい正常な皮膚に入れ替えるために作られています。レーザーが照射された部分は一瞬にして蒸散してしまいます。皮膚に小さな穴が空いている状態になりますが、生体反応によりすぐに収縮して閉じていきます。この際に、瘢痕組織が入れ替わり、同時に皮膚の収縮作用で小じわやたるみにも効果を発揮します。
皮膚表面から皮膚深部を蒸散させる治療法の一覧
パール×パールフラクショナルの組み合わせ治療|ニキビ跡治療
Dr筒井の解説│しっかり治療したい方に…
浅い表皮内の治療を得意とするパールに対し、皮膚の深い部分である真皮層までレーザーを届けることができるパールフラクショナルと治療を組み合わせることで、ニキビ跡をトータルで改善していくことが可能です。
当院ではニキビ跡改善プログラムという、複数の機器を組み合わせて行う治療プログラムをご用意しております。パール×パールフラクショナルの治療はそちらでお受けいただくことが可能です。
料金と施術詳細|ニキビ跡治療 – パール、パールフラクショナル
料金 | 両頬 1回 44,000円 |
施術時間 | 約10分 (照射範囲によって変わります) |
治療中の痛み | 照射部位全体に塗布麻酔を行い、痛みを軽減します。必要に応じてブロック麻酔を併用しますが、それでも痛みを感じる場合があります |
治療後の痛み | 日焼けをしたようなヒリヒリとした痛みが約1日続きます。冷やすことにより軽減されます |
ダウンタイム・リスク | 【パール】治療当日~翌日に腫れが強く出ますが、徐々に落ち着きます 【パールフラクショナル】治療直後より赤みと腫れが出現します。照射方法によりかさぶたが形成される場合もあります。赤みや腫れは3〜5日程度で徐々に治ります |
即効性 | 治療の理論としては1回あたり20%程度の密度の改善になりますので、回数を重ねることで治療効果を実感できるようになります |
洗顔 | 翌日より可能 |
メイク | 翌日から可能ですが、肌の保護のため3〜5日はおすすめしません |
シャワー | 当日より可能です |
施術回数 | 1回あたり20%以下の照射密度となりますので5回程度を目安としています |
施術の流れ|ニキビ跡治療 – パール、パールフラクショナル
STEP1 カウンセリング | 医師によるカウンセリングで、お客様それぞれのお肌の状態をチェックします。治療経験が豊富な医師が診察し、あなたの肌に合った治療法をアドバイスいたします |
STEP2 クレンジング | 洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております |
STEP3 麻酔 | 照射部位全体に塗布麻酔を行います。また施術の強度に応じてブロック麻酔を追加して、お痛みの軽減を図ります |
STEP4 照射 | 照射はオーダーメイドで行いますので、数種類のレーザーを組み合わせて照射を行っていきます |
STEP5 冷却 | お肌、皮下組織を鎮静して、術後の腫れを最小限にします。GFブースターパックを併用される方にはレーザー照射直後のお肌に成長因子を含んだジェルをお肌に浸透させていき、治療効果の増大と施術後のお肌の鎮静効果を高めます |
STEP6 ホームケア | レーザー照射後の最適な肌ケアについて説明させていただきます |
よくある質問|ニキビ跡治療 – パール、パールフラクショナル
ニキビ跡のパールフラクショナル治療後、経過(ダウンタイム)の過ごし方で気をつけることはありますか?
施術箇所は、清潔に保ち保湿を心がけてください。また色素沈着を防ぐために、SPF30以上の日焼け止めをご使用ください。 飲む日焼け止め、帽子や日傘、マスクなどのご使用をおすすめしております。
ニキビ跡のパールフラクショナル治療後、効果はいつ頃期待できますか?
1~3ヵ月に1回のペースで、5回の施術をおすすめしております。治療の約1ヵ月後からが効果を感じやすい時期になります。
ニキビ跡のパールフラクショナル治療後、かさぶたはどのくらいでとれますか?
2~3日経過後より治療部位にかさぶたができます。 1週間程で自然に落ちますので、無理に剥がさないようにしてください。
ニキビ跡のパールフラクショナル治療後、洗顔はいつからできますか?
翌朝より可能です。 施術当日は軽く流す程度にしてください。 翌朝より刺激の少ない洗顔料を使用し、ぬるま湯で洗い流してください。
入浴はいつから大丈夫ですか?
当日より可能ですが、長時間の入浴は熱感が強くなることがございますので、お控えください。
施術後、スキンケアはどのようにすればいいですか?
施術直後は肌が非常に乾燥しますので、保湿を十分に行ってください。 当院オリジナル化粧品M.D.LABOは治療後のお肌にも安心してお使いいただけます。
化粧はいつからできますか?
翌日より可能です。 色素沈着を防ぐためにも、SPF30以上の日焼け止めをご使用ください。 飲む日焼け止め、帽子や日傘、マスクなどのご使用をおすすめします。
ニキビ跡 治療メニュー
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院長監修コラム
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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。
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