【目次】
ナノレーザーピールとは?
ピーリングといえば薬剤を用いて角質を溶かす手法が一般的でしたが、レーザー技術の進歩により薄皮一枚一枚を剥がす様に丁寧な照射ができる機器が誕生しました。それがサイトン社のレーザー機器、ナノレーザーピールです。ナノレーザーピールは、高出力のエルビウムヤグレーザーが照射でき、ハイパワーのレーザーのパルス幅(照射時間)を極めて短くすることで、薄く、そして丁寧に削り、炭化させない照射が可能になっています。
こんな悩みにオススメ!
・毛穴の開きが気になる方
・なかなかニキビ跡が消えない
・クレーターを消したい
治療の仕組み|ニキビ跡治療 – ナノレーザーピール
蒸散作用を利用した治療
レーザーによって角質層を薄く取り除く技法をレーザーピーリングと呼びます。レーザーでピーリングを行う際、「蒸散効果」と「炭化効果」という変化が生じます。蒸散効果とは、角質が蒸発してなくなることです。レーザーピーリングではこの効果を求めて照射のパワーや深達度を決めていきます。 炭化効果とは、蒸散効果の周囲に生じる変化で、蒸散ほどの熱量が加わらず中途半端な熱量により「焦げる」というイメージの変化です。レーザーピーリングでは、この炭化効果は照射部位の組織再生を妨げるため不要なものと考えています。したがって、できる限り蒸散効果のみで、炭化効果を生じないレーザー照射が理想となります。
皮膚表面から皮膚深部を蒸散させる治療法の一覧
Dr筒井の解説│組み合わせ治療がおすすめ
ナノレーザーピールはニキビ跡や、毛穴治療の際にコンビネーション治療の要として使われるレーザーです。余分な角質組織を除去した際、他のフラクショナルレーザーを組み合わせることで、より深くレーザーを届けることが可能になりますので、深いニキビ跡や厚い皮膚の方の毛穴改善が可能になります。レーザーのコンビネーション治療はお肌の状態やニキビ跡、毛穴のタイプにより適した組み合わせが異なってきますので、カウンセリングの際に診察の上でご相談しましょう。
料金と施術詳細|ニキビ跡治療 – ナノレーザーピール
料金 | 両頬 1回 44,000円 |
施術時間 | 約10分 (照射範囲によって変わります) |
治療中の痛み | 照射部位全体に塗布麻酔を行い、痛みを軽減します。必要に応じてブロック麻酔を併用しますが、それでも痛みを感じる場合があります |
治療後の痛み | 治療直後、熱感が強く出ますが、約1週間かけて徐々に落ち着いてきます |
ダウンタイム・リスク | 治療当日から翌日に腫れが強く出ますが、徐々に落ち着きます |
即効性 | 治療の理論としては1回あたり20%程度の密度の改善になりますので、回数を重ねることで治療効果を実感できるようになります |
洗顔 | 翌日より可能 |
メイク | 翌日から可能ですが肌の保護のため3〜5日はおすすめしません |
シャワー | 当日より可能です |
施術回数 | 1回あたり20%以下の照射密度となりますので5回程度を目安としています |
施術の流れ|ニキビ跡治療 – ナノレーザーピール
STEP1 カウンセリング | 医師によるカウンセリングで、お客様それぞれのお肌の状態をチェックします。治療経験が豊富な医師が診察し、あなたの肌に合った治療法をアドバイスいたします |
STEP2 クレンジング | 洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております |
STEP3 麻酔 | 照射部位全体に塗布麻酔を行います。また施術の強度に応じてブロック麻酔を追加して、お痛みの軽減を図ります |
STEP4 照射 | 照射はオーダーメイドで行いますので、数種類のレーザーを組み合わせて照射を行っていきます |
STEP5 冷却 | お肌、皮下組織を鎮静して、術後の腫れを最小限にします。GFブースターパックを併用される方にはレーザー照射直後のお肌に成長因子を含んだジェルをお肌に浸透させていき、治療効果の増大と施術後のお肌の鎮静効果を高めます |
STEP6 ホームケア | レーザー照射後の最適な肌ケアについて説明させていただきます |
よくある質問|ニキビ跡治療 – ナノレーザーピール
ニキビ跡のナノレーザーピール治療後、経過(ダウンタイム)の過ごし方で気をつけることはありますか?
施術箇所は、清潔に保ち保湿を心がけてください。また色素沈着を防ぐために、SPF30以上の日焼け止めをご使用ください。 飲む日焼け止め、帽子や日傘、マスクなどのご使用をおすすめしております。
ニキビ跡のナノレーザーピール治療後、効果はいつ頃期待できますか?
1~3ヵ月に1回のペースで、5回の施術をおすすめしております。治療の約1ヵ月後からが効果を感じやすい時期になります。
ニキビ跡のナノレーザーピール治療後、かさぶたはどのくらいでとれますか?
2~3日経過後より治療部位にかさぶたができます。 1週間程で自然に落ちますので、無理に剥がさないようにしてください。
ニキビ跡のナノレーザーピール治療後、洗顔はいつからできますか?
翌朝より可能です。 施術当日は軽く流す程度にしてください。 翌朝より刺激の少ない洗顔料を使用し、ぬるま湯で洗い流してください。
入浴はいつから大丈夫ですか?
当日より可能ですが、長時間の入浴は熱感が強くなることがございますので、お控えください。
施術後、スキンケアはどのようにすればいいですか?
施術直後は肌が非常に乾燥しますので、保湿を十分に行ってください。 当院オリジナル化粧品M.D.LABOは治療後のお肌にも安心してお使いいただけます。
化粧はいつからできますか?
翌日より可能です。 色素沈着を防ぐためにも、SPF30以上の日焼け止めをご使用ください。 飲む日焼け止め、帽子や日傘、マスクなどのご使用をおすすめします。
ニキビ跡 治療メニュー
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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。
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