【目次】
眼瞼下垂手術とは?
目の開きが悪くなる症状を改善するための治療法です。瞼板(けんばん)という軟骨と、目を開く動きを作り出す眼瞼挙筋を修復し見開きを改善します。皮膚切開により皮膚余りも同時に改善することが可能です。切る眼瞼下垂手術は軽度の方から重度の方まで治療ができます。
このようなお悩みの方におすすめ!
・まぶたが重く目が開けづらい方
・加齢によりまぶたがたるんできた方
・目が疲れやすく、頭痛や肩こりがひどい方
眼瞼下垂の種類
眼瞼下垂は先天性と後天性の2つに分類することができます。
多くは後天性の眼瞼下垂で、加齢により筋肉の力が弱くなったり、皮膚のたるみによるものです。ハードコンタクトレンズを長年つけていた方も起こりやすい症状です。
もう一つは、生まれつきの眼瞼下垂。まぶたを上げる筋肉がうまく発達しなかったことが原因です。また、まぶたを上げる筋肉や腱には異状がなく加齢のためにまぶたの皮膚がたるんだことで起こる「偽眼瞼下垂」と呼ばれる下垂もあります。この場合、まぶたの脂肪除去やたるみ取り手術 で改善する事ができます。
治療の仕組み|眼瞼下垂手術
切る眼瞼下垂手術では、皮膚を切開し瞼板という軟骨と、目を開く動きを作り出す眼瞼挙筋という筋肉の剥がれている部分を修復することで、症状を改善する治療法です。まず、上まぶたを外側から小さく切開します。次に、まぶたを持ち上げている筋肉(眼瞼挙筋)を短くして瞼板に糸で縫い付け、適切な位置に固定します。最後に切開部分を縫合し完了です。
当院では切らない眼瞼下垂手術も行っております。詳しくは切らない眼瞼下垂をご覧ください。
眉下・まぶたの腫れやたるみを改善するほかの施術はこちらでもご紹介しております。
眉下切開(眉下リフト) 上眼瞼脱脂 ROOF切除
Dr筒井の解説
切る眼瞼下垂手術は、軽度〜重度まで、どのタイプの下垂でも治療ができます。まぶたが腫れぼったい方や、加齢による皮膚のたるみが気になる方も余分な脂肪が切除されるので、すっきりとした目元の印象になるのが魅力です。切る眼瞼下垂手術は、まぶたの表からしっかりと糸で固定するため、改善効果が高く、長い持続期間が期待できます。
料金と施術詳細|眼瞼下垂手術
料金 | 550,000円(税込み) |
施術時間 | 40~60分 |
麻酔 | 局所麻酔 |
治療後の痛み | 2、3日程度(痛み止めを処方いたします) |
ダウンタイム・リスク | 腫れが3~5日起こりますが、1週間ほどかけて落ち着いてきます。内出血が起こりますが、1~2週間で消失します |
術後の通院 | 抜糸 1週間後 |
洗顔 | 2日後から |
メイク | 抜糸後から |
コンタクトレンズ | 翌日から |
シャワー | 当日から |
入浴 | 抜糸後から |
施術事例(症例写真ビフォーアフター)|眼瞼下垂手術
Case.1
治療内容 | 眼瞼下垂術+眉下切開 |
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After写真の時期 | 施術6ヵ月後 |
費用(税込) | 990,000円 |
Case.2
After写真の時期 | 6ヵ月後 |
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着眼点 | 皮膚のあまり・脂肪のくぼみ・眼瞼下垂眼が改善。目の上のくぼみも改善しています。 |
施術名 | 眼瞼下垂手術 |
料金 | 550,000円(税込) |
施術の流れ|眼瞼下垂手術
STEP1 カウンセリング | 現在の症状を診断の上、どのような治療法の選択肢があるのかを説明させていただきます。ご自身の状態にあった治療を相談の上決定していきます。 |
STEP2 クレンジング | 洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております。 |
STEP3 デザイン | 目の形、二重のライン、目の開き具合を調整しながらデザインを決めていきます。鏡を見ながらどのように治療を行うのかも説明していきます。 |
STEP4 麻酔 | 手術の前に麻酔を行います。通常は局所麻酔で手術は行います。ご希望に応じて笑気麻酔屋静脈麻酔を併用することも可能です。 |
STEP5 手術 | 手術を行います。手術中は目の開き具合や二重の形状を確認するために何度か起き上がっていただきながら手術を進めていきます。 |
STEP6 クーリング | 手術後は十分に冷却を行い、腫れの予防に努めます。 |
よくある質問|眼瞼下垂手術
眼瞼下垂手術は保険適用される?
眼瞼下垂の手術には、自由診療と保険検診があります。常にまぶたが下がり視界が狭く、目を開けにくい状態の場合は健康保険が適用される場合がありますが、美容・審美性を求めるための手術は自由診療となります。
眼瞼下垂を手術しないで治すことはできますか?
残念ながら加齢による眼瞼下垂は組織の構造的な問題になりますので、手術治療が唯一の選択肢になります。ただし当院では切らない眼瞼下垂手術を行っております。詳しくは切らない眼瞼下垂をご覧ください。
眼瞼下垂手術のダウンタイムは?
腫れの落ち着きは個人差がありますが、1〜2週間ほどでお化粧などでカバーできるようになります。その後1ヵ月で7割程度の腫れが収まり、3〜6ヵ月で完成型になります。
眼瞼下垂手術の治療後、運動はいつから大丈夫ですか?
トレーニングやジョギングなどの運動は1週間程お控えください。
眼瞼下垂手術の治療後、気をつけることはありますか?
手術部位のマッサージ、エステは1ヶ月程はお控えください。飲酒は3日間はお控えください。1週間は目を強く押した例、擦ったりすることはお控えください。
眼瞼下垂手術の治療後、入浴はいつから大丈夫ですか?
当日よりシャワー・洗髪は可能ですが、入浴は翌日からとなります。洗髪時に下を向くと腫れ・内出血の原因となりますでのお控えください。長時間の入浴・サウナ等は1週間程お控えください。
眼瞼下垂手術の治療後、化粧はいつからできますか?
お化粧水、乳液などのスキンケアは当日より可能ですが、傷の部分はお控えください。ファンデーションなどのメイクは翌日より可能ですが、傷の部分はお控えください。アイメイクは、抜糸後より可能です。
眼瞼下垂手術の治療後、洗顔はいつからできますか?
当日から可能です。洗顔時に下を向くと腫れ・内出血の原因となりますので、お控えください。
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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。
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