眉下切開(眉下リフト)

【目次】 

眉下切開(眉下リフト)とは?

眉下切開(眉下リフト)とは

眉下切開(眉下リフト)とは、上眼瞼の皮膚の余り・たるみを除去するのに最適な治療法です。眉毛の下という傷が目立たない部分に切開を入れることで術後の腫れ、内出血を最低限にとどめ自然な仕上がりとなります。眉下切開、上眼瞼リフトともいいます。当院では最も人気のある術式です。

このようなお悩みの方におすすめ!

・まぶたが厚ぼったく重たく感じる
・まぶたのたるみが強く、老けてみえる
・若い頃は二重が綺麗だったが、現在は狭くなったり奥二重のようになってしまった
・目つきが悪そうな印象になっている
・まつ毛が眼球を刺激してしまっている

当院の治療のポイント|眉下切開(眉下リフト)

ポイント1:傷跡をより目立たなくする

治療の基本的な流れは以下の通りです。眉下切開(眉下リフト)は皮膚を切開して縫合する治療が多いのですが、当院では治療による皮膚の緊張を軽減するために、皮膚の縫合だけでなく、眼輪筋同士を縮縫して縫合しています。

より傷跡を目立たなくする治療の仕組み
  • 1:眉毛の生え際のラインを基準線として切除量を計測しデザインします
  • 2:皮膚を切開し、目を閉じる筋肉である眼輪筋を温存させ、皮膚と皮下組織を切除します
  • 3:眼輪筋同士をタッキング(縮縫)し、皮膚表面への過度な緊張を軽減し、傷跡を目立ちにくくします
  • 4:表面の皮膚を縫合して施術は終了です

Dr筒井の解説|傷跡が残らないか不安な方へ

眼輪筋は目を閉じる機能を持つ筋肉で、切除すると一時期目が閉じにくくなる合併症が起こるリスクや、組織へのダメージも増え、ダウンタイムも長くなります。当院では眼輪筋を切除するのではなくタッキング(縮縫)することで、眼輪筋の傷痕は1年程度で本来の状態に戻っていきます。形態的や機能的に後遺症が出ることはほとんどありません。術後の傷がより綺麗に治ることにフォーカスした治療法です。

傷跡が残らないか不安な方へ
日本美容外科学会(JSAS)専門医 筒井裕介

皮膚だけを縫うと皮膚への緊張が100%かかるため、傷跡が大きくなる傾向がありますが、眼輪筋もタッキングすることで、皮膚への緊張が半減でき、傷跡のリスクが減ります。

ポイント2:仕上がりをより美しくするための切開幅設定

この治療は前額の動きとリンクするため、できるだけ前額の動きを止めた上でデザインすることがポイントとなります。また、一重、二重など眼の形状によっても切除幅の設定は変わるため、その人に合わせたデザインをすることが重要です。

  • 1:頭側の切開線をデザイン。眉毛の尾側端(生え際)より1mm程度上方に眉毛の横軸に沿って作成
  • 2:額にテーピングし前頭筋の働きを抑え眉毛の挙上を防ぐことで、より正確な術後の変化を予測します
  • 3:座位で上眼瞼を挙上させ切除量(切除幅)を決めます。二重の場合は二重幅、一重の場合は皮膚の伸展度が基準になります。ご希望に合わせて切除量はカスタマイズいたします
  • 4:皮膚の切除量に基づき尾側の切開線をデザインし、全切開線が完成します

ポイント3:眉毛が細くなるのを緩和

皮膚の切開時は毛根の損傷を避けるために、頭側の切開線を斜めにします。そうすることで時間が経過すると生き残った毛根から毛が再生されます。眉の中にある傷跡は眉毛で隠れてくれるため目立ちにくく、ほとんど気にならないほどです。この「毛包斜切開」をすることで、眉毛の幅が細くなるのを緩和することが可能になります。

毛包斜切開で眉毛が細くなるのを緩和

ポイント4:翌日からメイクが可能

当院の眉下切開では、縫合した傷口部分を医療用糊(ダーマボンド)でコーティングします。フィルムが傷口を覆っているため、施術翌日からメイクすることが可能です。

日本美容外科学会(JSAS)専門医 筒井裕介

切開線は眉毛と皮膚の境界部にあるため、時間が経つと傷跡はほとんど目立たなくなります。眉下リフトは目を直接的に操作しないため、仕上がりはとても自然です。厚い上瞼の皮膚が切除され、薄い部分の皮膚が残り、回復も早い治療法です。

治療前後のイメージ|眉下切開(眉下リフト)

術後は穏やかな人相になるメカニズムについて

眉下リフトの治療前後イメージ
  • 1:施術前は自然と額に力が入りシワがよることで眉毛も引き上げられ、眉毛の位置が高くなる
  • 2:施術後は額を使わなくても見やすくなり、額のシワがなくなる。同時に眉毛の位置も下がる

Dr筒井の解説│額にシワが寄りやすい方の改善にも

日本美容外科学会(JSAS)専門医 筒井裕介

上記のように眉下リフトでは前頭筋が無理に働かなくなりますので、額にシワが寄らず、眉も本来の位置に下がってきます。額にシワが寄りやすい方の改善にもおすすめの治療法です。

目の上のたるみ取り 眉下切開(眉下リフト)について解説します

眉下・まぶたの腫れやたるみを改善するほかの施術はこちらでもご紹介しております。

上眼瞼脱脂 ROOF切除 眼瞼下垂手術 切らない眼瞼下垂

料金と施術詳細|眉下切開(眉下リフト)

料金440,000円(税込)
施術時間約1時間
傷跡の有無ほとんど目立ちません
治療中の痛み局所麻酔または静脈麻酔を使用するため、痛みは感じません
治療後の痛み痛み止めを処方しております。個人差はありますが、2日~1週間程で落ち着きます
ダウンタイム・リスク治療後は腫れ・内出血が発生する場合がありますが、1週間程度で落ち着きます
抜糸治療1週間後に抜糸が必要です
洗顔翌日から可 ※患部を濡らさないようご注意ください
メイク翌日から可能
コンタクトレンズ1~2週間後から可能
運動軽いジョギング程度であれば1週間後より可能
通院の有無基本的には通院の必要はありません

施術事例(症例写真ビフォーアフター)|眉下切開(眉下リフト)

Case.1

眉下切開(眉下リフト) ビフォーアフター Case.1
施術名眉下切開(眉下リフト)
患者様30代 女性
After写真の時期治療後3ヵ月後
料金440,000円(税込)
ダウンタイム・リスク

Case.2

眉下切開(眉下リフト) ビフォーアフター Case.2
施術名眉下切開(眉下リフト)
患者様50代 女性
After写真の時期治療後3ヵ月後
料金440,000円(税込)
ダウンタイム・リスク

Case.3

眉下切開(眉下リフト)+ROOF切除 ビフォーアフター

目が重たい印象であること、目つきが悪くなってきたのを改善したいが、「整形した」という感じにはしたくないというご要望でしたので、皮膚のたるみと脂肪量の多さに対して眉下切開+ROOF切除(眼窩脂肪の除去もあり)を行いました。

施術名眉下切開(眉下リフト)+ROOF切除
患者様40代 男性
After写真の時期治療後5ヵ月後
料金眉下切開 440,000円(税込)
ROOF切除 440,000円(税込)
ダウンタイム・リスク

Case.4

眉下切開(眉下リフト) ビフォーアフター Case.4
施術名眉下切開(眉下リフト)
患者様50代 女性
After写真の時期治療後3ヵ月後
料金440,000円(税込)
ダウンタイム・リスク

Case.5

眉下切開(眉下リフト) ビフォーアフター Case.5
施術名眉下切開(眉下リフト)
患者様50代 女性
After写真の時期治療後3ヵ月後
料金440,000円(税込)
ダウンタイム・リスク

Case.6

眉下切開+眼瞼下垂術ビフォーアフター
治療内容眉下切開+眼瞼下垂術
After写真の時期施術6ヵ月後
費用(税込)990,000円
ダウンタイム・リスク

Case.7

経結膜脱脂+ピュアグラフティング+眉下切開ビフォーアフター
治療内容眉下切開+経結膜脱脂+ピュアグラフティング
After写真の時期施術1ヵ月後
費用(税込)990,000円
ダウンタイム・リスク

施術の流れ|眉下切開(眉下リフト)

STEP1
カウンセリング
医師がカウンセリングでお肌の状態をチェックします。治療経験豊かな医師が診察を行い、肌に合った治療法をアドバイスさせて頂きます
STEP2
クレンジング
施術を行う前には低刺激の洗顔料、クレンジングを用いての洗顔が重要となります。専用の洗顔料、クレンジングをご用意しています
STEP3
テーピング・マーキング
額にテープを貼り、眉の挙上による歪曲を抑制します。また、座位で切除量を計測してデザインします。
STEP4
麻酔
切開する部分に局所麻酔を施します
STEP5
施術
十分に麻酔が効いている状態になったらマーキングに沿って皮膚と皮下組織を切除します。止血後、眉下のラインに合わせて縫合します。

眉下切開は専門医が担当

日本美容外科学会(JSAS)専門医 筒井裕介

日本美容外科学会(JSAS)専門医

筒井 裕介

眉下切開は、まぶたのたるみの原因を正確に診断した上で行う必要があるため、専門知識・経験・センスが問われる施術です。当院の院長でもある筒井裕介は、日本美容外科学会(JSAS)専門医であるほか、多くの学会の会員として日々研究を行っています。

日本形成外科学会専門医  稲村めぐみ

日本形成外科学会専門医 

稲村 めぐみ

形成外科専門医。稲村医師は、大学病院や市中病院で形成外科医として数多くの手術やレーザー治療に従事。また、都内美容皮膚科や大手美容外科にて数多くの目周りの治療に携わっています。

よくある質問|眉下切開(眉下リフト)

  • 眉下切開の術後、後戻りはしませんか?

    後戻りはほとんどありませんが、加齢によって取りきれなかった皮膚がタルむこともあります。 切除しすぎると目と眉の距離が近すぎるようになるため、手術が可能かどうかカウンセリング時に拝見させていただきます。


  • 術後、上瞼に斜めのシワが出来ましたが、治りますか?

    眉下切開(眉下リフト)は主に上瞼の目尻側のたるみを除去する施術となりますので、目頭側付近に目尻側に向け斜めのシワ(つっぱり)が生じることがあります。ほとんどの場合術後1~2週間程度で消えますのでご安心ください。


  • 左右差がありますが、治りますか?

    左右が対象の人は存在していません。顔面の場合も骨格や軟部組織などに左右差があり、見た目の左右非対称が必ず存在します。施術ではなるべく左右が揃うように行いますが、100%無くすことはできません。


  • 効果はどれくらい持続しますか?

    眉下切開(眉下リフト)は半永久的な効果が期待できます。


  • 二重幅が狭くなったため治療を受けたいのですが切りたくありません。埋没二重とどちらが良いのでしょうか?

    上瞼のたるみで二重の幅を広げる目的で埋没二重を行うクリニックもありますが、結論から言いますと良くないことです。幅を広くするとソーセージ目になる可能性が高く、幅を控え目に広げてもほとんど見た目の二重幅は広がらないからです(挙上されていた眉毛が下がってくるため)。まぶたのたるみの場合は眉下切開(眉下リフト)をおすすめしております。


まぶたのたるみ取り│治療メニュー

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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。

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