【目次】
ニキビ跡治療について
ニキビができた後、赤みがいつまでも肌に残ってしまったり、肌の表面がクレーターになってしまうニキビ跡。ニキビ跡は原因が皮膚深部にあるため、今までは治療が大変難しいと言われていましたが、現在は適切な治療を行うことで改善できるようになりました。ポイントは「皮膚深部までの治療を行う」という事。しかし、最先端のレーザー機器さえあれば治療ができる訳ではありません。
ニキビ跡改善プログラムとは?
複数の機器で行う組み合わせ治療
当院では、ニキビ跡治療用のレーザー機器を10台ご用意しております。皮膚の厚みやニキビ跡の形状は人によって違います。またニキビ跡のタイプも部分的に違う方もいます。ニキビ跡のタイプごとにレーザーを使い分け、設定も細かく調整し、治療法を1つに留めず組み合わせることが、複雑なニキビ跡治療ではとても大切になると考えています。ニキビ跡治療を諦めてしまっている方には、是非当院独自のレーザー治療にトライしてもらいたいと願っています。
オーダーメイド治療
毎回治療前には医師がしっかりとカウンセリング・診断を行います。一人ひとりの肌の状況に合わせたレーザー、設定を選択することで、オーダーメイド治療を実現しています。
毎回治療前には医師がしっかりとカウンセリング・診断を行います。一人ひとりの肌の状況に合わせたレーザー、設定を選択することで、オーダーメイド治療を実現しています。
部位に合わせた照射
セオリークリニックのレーザー治療ではパワーなどの設定を細かく調整し、数千通りの治療バリエーションがあります。レーザーを照射する肌の頬上部・頬下部では、⽪膚の質や厚み、出来るニキビ跡の種類も異なります。レーザー治療の際は肌の部位毎に考慮して照射を⾏います。
真皮内の瘢痕(大きなニキビ跡)は深い部分に存在することが多いため、深達度の低いフラクショナルレーザーは向かないことがあります。そのような場合は、レーザーのスポット径を小さく分割し、ドット状に照射するレーザーを利用します。 ダメージを受けた組織と受けていない正常組織を混合することで、ダメージを受けた組織の再生速度が早くなり、副作用を減らし、少ないダウンタイムで効率的に施術を行えます。副作用を生じさせずに治療を行うには、このコンセプトは重要になります。
治療のイメージ
治療前
クレータータイプのニキビ跡と毛穴の開きタイプのニキビ跡が目立ちます。口元にはニキビの治りかけの部分も見られます
使用レーザー機器
A:アファームマルチプレックス、スターラックス1540
B:スターラックス1540xD、パールフラクショナル
C:アファームマルチプレックス
治療後
深いニキビ跡がかなり浅くなりました。毛穴タイプのニキビ跡もほとんどが改善しており皮膚全体の質感が改善しているのが分かると思います
フラクショナルレーザーを用いた治療では、1回の治療に当たりお肌の20%の密度までしか安全に施術を行うことができません。そのため治療回数の目安としては5回程度をおすすめしております。レーザー照射後の肌は2~3ヵ月かけて再生をしていきますので、2~3ヵ月に1回のペースでの治療をおすすめしており、最短でも2ヵ月は治療間隔を空けるようにお願いしております。
サポート治療 成長因子(パック)について
ニキビ跡改善プログラムのオプションとして、成長因子のサポート治療をご用意しております。ニキビ跡の治療後に成長因子を追加することで、レーザー治療で受けたダメージから細胞の再生をより促してくれます。ダウンタイムの軽減や、治療の効果を数段引き上げることが可能になります。当院ではGFブースターパックと、PFD(高濃度成長因子)をご用意しております。
フラクショナルレーザーについて詳しく解説!
当院のレーザー治療は、照射されるレーザーの種類、質により、熱変性、蒸散、その混合型と皮膚の反応が異なります。 レーザーのスポット径、種類、質、出力、深達度を考慮の上、機種を複数導入し、ニキビ跡の治療を行っています。
熱作用を利用した治療(ノンアブレイティブ)
皮膚表面から皮膚深部を蒸散させる治療(アブレイティブ)
料金と施術詳細
施術名 | ニキビ跡改善プログラム | |
料 金 | 頬3回 140,250円(税込) | |
リスク | 治療中の痛み | お肌の知覚、痛覚は真皮組織内の神経組織が担っており、ここを刺激する事で痛みが生じます。フラクショナルレーザーは真皮を主なターゲットとしており、痛みが生じやすい治療となっております。特に真皮深部へのレーザー照射を行う事で痛みが増しますので、通常、ニキビ跡が深いタイプほど、お痛みを伴う施術となってしましますが、当院では痛みへの対策として、一般的に用いられる塗布麻酔だけでなくブロック麻酔を併用してのレーザー照射を行っております。これらは無料でのサービスですのでご安心ください |
治療後の痛み | 日焼けをしたようなヒリヒリとした痛みが約1日続きます。冷やす事により軽減されます | |
腫れ | 治療直後~翌日にかけて出ますが、徐々に落ち着いてきます | |
赤み | 肌にレーザーを直接照射するため、どうしても赤みが出てしまいますが、3〜5日程で徐々に治まります。1ヵ月程薄い赤みが続く場合もあります | |
かさぶた | 2〜3日経過後より、お肌にザラツキを感じます。 1週間程で自然になくなりますので、無理に剥がさないようにお願いしています | |
熱感 | 治療直後が最も強く、除々に落ち着いていきます。冷やす事により軽減されます |
施術事例(症例写真ビフォーアフター)
施術名 | ニキビ跡改善プログラム+GFブースターパック | |
料 金 | 8回施術の合計金額 434,500円(税込) | |
リスク | 治療中の痛み | 照射部位全体に麻酔を行い痛みを軽減します |
熱感 | 治療直後に熱感が最も強く、除々に落ち着いていきます | |
腫れ | 施術当日~翌日にかけて腫れが出ますが、徐々に落ち着いてきます | |
ザラつき | 施術2~3日経過後より、お肌にをザラつきを感じます。1週間程で自然になりますので、無理に剥がさないようにお願いしています |
施術の流れ
STEP1 カウンセリング | 医師によるカウンセリングで、お客様それぞれのお肌の状態をチェックします。治療経験が豊富な医師が診察し、あなたの肌に合った治療法をアドバイスいたします |
STEP2 クレンジング | 洗顔でメイクや汚れを落としていただきます。施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当クリニックでご用意しております |
STEP3 麻酔 | 照射部位全体に塗布麻酔を行います。また施術の強度に応じてブロック麻酔を追加して、お痛みの軽減を図ります |
STEP4 照射 | 照射はオーダーメイドで行いますので、数種類のレーザーを組み合わせて照射を行っていきます |
STEP5 冷却 | お肌、皮下組織を鎮静して、術後の腫れを最小限にします。GFブースターパックを併用される方にはレーザー照射直後のお肌に成長因子を含んだジェルをお肌に浸透させていき、治療効果の増大と施術後のお肌の鎮静効果を高めます |
STEP6 ホームケア | レーザー照射後の最適な肌ケアについて説明させていただきます |
ニキビ跡 治療メニュー
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院長監修コラム
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当ページの著者は院長 筒井裕介であり、Theoryクリニックのホームページは、美容外科、美容皮膚科医である院長 筒井裕介が監修しています。2018年6月に改定・執行された「医療広告ガイドライン」を遵守してコンテンツを掲載しています。
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